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腫れ・かゆみ・痛み…子供の虫刺され対処法は?

子どもの健康

2018.08.01

2019.08.22

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夏は虫刺されが気になる季節。園や家の近所、公園などで蚊に刺される以外にも、海・山・キャンプなどで日頃接することのない虫に刺される機会も増えます。

今回は、虫に刺された時の子どもの症状別に、参考になる情報をまとめました。レジャーから帰り、子どもの肌を見て「あれ?どうしたんだろう」となった時のため、頭のすみに置いておいて下さいね。

 

虫刺されで腫れたら?


実は、一度も蚊に刺されたことのない赤ちゃんでは、さされても全く腫れなかったり、1日~数日経ってから腫れてくる「遅延型反応」を起こしたりすることが多いのだそう。 

 

「ここのところ、蚊に刺されるような場所に行っていないのにあちこち腫れてきた…何か別の病気!?」と焦ってしまいそうですが、意外と刺されてから日が経っている可能性もあるので、数日前の行動範囲も考えてみてください。

 

蚊に刺される回数が少ないうちは免疫反応が強く働くため、二の腕やすねがパンパンになるほど腫れる赤ちゃんもいます。個人差がありますが、これも、刺される回数が増えるうち、しだいに過剰な反応をしなくなると言われています。

 

刺された直後なら、水で患部をよく洗うとその後の腫れやかゆみを軽減させることができますが、時間が経って腫れてしまった場合は、まずは市販の薬を塗って様子を見、万が一熱が出たり、化膿してきたような場合はすみやかに受診しましょう。

 

虫刺されによるかゆみには?


かゆみが強い場合、子どもで心配なのは「かき壊し」です。

 

夏場は気温・湿度が高く、かき壊した部分に付着した「黄色ブドウ球菌」が繁殖しやすい環境なため、「とびひ(伝染性膿痂疹)」になってしまうおそれがあります。

 

とびひは感染するため、きょうだいや保育園などでも広がってしまうのが困ったところ。もし、かき壊した箇所からじくじくとした黄色い汁が出てきたら、すぐ皮膚科を受診しましょう。

 

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ただ、「かかないように」といっても、小さい子に我慢させるのは難しいもの。少しでもかかずに過ごすために、市販のかゆみ止め・かき壊し防止用のパッチを貼ったり、保冷剤をガーゼにくるんで冷やしたり、水遊びなどで気を紛らわせる方法などがあります。

 

「おばあちゃんの知恵」としては、ぶり返すかゆみには、軽く湿らせた粗塩をのせておくとかゆみがやわらぐのだとか。かいてしまって傷になっていると塩がしみるかもしれないので、無理強いはしないで下さいね。

 

また体のどこかがかゆい場合、冷やすのは必ずしもその場所でなくても効果があるそうです。例えば、足の指などちょっと保冷剤などを当てにくい場所なら、かわりに足の甲などを冷やすだけでもOKだとか!脳がそちらに神経を振り向けるため、かゆみを感じにくくなるそうですよ。

 

虫刺されで痛みがあるときは?


同じ虫刺されでも、かゆみではなく痛みがある場合は、蚊以外の虫に刺された可能性があります。

 

虫の姿は見ていないけれど、赤くポツポツと腫れて痛みがあるという場合は、毛虫かもしれません。正確には刺されたのではなく、毒のある毛が風に乗って飛んできたり、木から落ちてきた毛虫に触れてしまったことで起こります。

 

外で遊んでいて、足などにチクりとした痛みがあり、赤くなっているという時はアリに噛まれた可能性もあります。

 

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キャンプなアウトドアで、特に水辺などの薄暗い場所や、早朝・夕暮れの時間帯には「ブユ」(正式名称はブユですが、地方によりブヨということもあります)にも注意。噛んで血を吸う虫ですが、噛まれた直後は血が出て少し痛みがあります。

 

ブユの場合、翌日以降に強いかゆみや腫れが出てきますので、もしも山や川で上記のような状態がみられたら、できるだけ早く毒を吸い取ったり搾り出したりして洗い流し、帰ったら皮膚科を受診した方が安心です。

 

それ以外でハチ・ムカデなどに刺された場合は、パパやママの手当てや市販の薬では危険なこともありますので、応急処置をしたらすぐに受診しましょう。

 

虫刺されではないことも


赤く腫れたり、かゆみがあって、虫刺されかと思っていたら、別の原因だった…ということも時にはありえます。

 

手や口のまわりが赤くなって、痛痒い…という場合、初めて食べたものに対してアレルギーを起こしている場合も。直前の食事で、今まで食べたことのないものが入っていなかったか確認してみましょう。

 

アレルギーでなくても、おろした長芋などが付着するとかゆみが出ることがありますね。

 

モコモコとした境目のある腫れが、胴体など虫に刺されにくい場所にも複数出ていたら、おなじく食べたものや触れたものが原因の「じんましん」かもしれません。

 

これは私のママ友のお子さんの話ですが、額や腕に小豆大の腫れものがいくつかできて、最初は虫刺されかと思っていたのですが、どんどん数が増えていくので心配になり受診したところ、別の治療で飲んでいた薬が体質に合わなかったことによる「薬疹」だった、という話もあります。

 

まとめ


夏はもともと汗などによる皮膚トラブルが多いのに加え、虫刺されも…と気をつけることがいっぱいですよね。

 

しかし、夏しかできない体験もたくさんしてほしいし、少し涼しい時間帯には外でもしっかり遊んでほしいと思うと、蚊などによる虫刺されは避けては通れません。

 

虫刺されの基本的な知識は知っておきつつ、虫よけなどを上手に利用して、楽しい夏の思い出をたくさん作ってあげたいですね。

 

文/高谷みえこ

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