新生活は〝頑張りすぎない〟ことが大切

 

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子どもが五月病を発症するのは、4月からの新生活を頑張り過ぎているから。 五月病を防ぐには、いまのうちからご家庭で次のような見守りを行いましょう。

 

子どもからの「サイン」を見逃さない

子どもは感受性が強く、環境の変化によるストレスや悩みを大人以上に感じていることがあります。 「子どもは適応能力が高いから大丈夫!」と軽く考えず、新生活を迎えたら以上に注意深く様子を見てあげましょう。 ●登校時に緊張している


●学校での様子を話さない


●イライラすることが増えた


●甘えてくることが増えた これらは何らかのストレスを感じているサインの可能性があります。子どもとゆっくり話しをする時間を作り、悩みを打ち明けられやすい雰囲気を作ってあげましょう。

 

休日でも生活リズムは乱さない

休日は、生活リズムが乱れがちになるもの。しかし、自由気ままな生活は日常生活とのギャップを生み出します。その結果、生活のつらさなどが表面化し、五月病発症の引き金になることも少なくありません。 子どもの成長にとって、休日は日常と違ったレジャーを楽しむことも大切ですが、生活リズムは乱さないようにしましょう。 また、連休中はレジャーだけでなく、一日に30分~1時間程度はご家庭学習の習慣をつけておくと連休明けの「ギャップ」が生じにくくなります。 ママと一緒にこれまでの復習をしたり、新しい本を読んだり、実験をしたり。学習への取り組みもしてみましょう。

 

(※1)マーケティング情報パック「五月病に関するアンケート」

 

 

文:成田亜希子