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病院の待合室で騒ぐ子ども…看護師ママからの「静かに待たせる」アドバイス

子どもの健康

2019.12.19

公共の場でも子どもが騒ぐのは、ある程度は仕方のないことです。でも最も困るのが、病院の待合室。他の患者さんのためにもなんとか静かにさせたいものですが、待ち時間が長引くと、退屈して騒いだりグズったり、兄弟喧嘩を始めてみたり…。お手上げ状態の子どもをなるべく静かに待たせる方法を、ママ看護師がアドバイスします。

そもそも静かに待たせるのは至難の業

iStock.com/AzmanL

 

混んでいる病院だと、待ち時間が1時間以上はザラ。年齢や性格にもよりますが、子どもを長時間静かに待たせるのは、とても困難なことです。

少し語弊があるかもしれませんが、グズったり騒ぎだしたりすることは、ある意味「当たり前」のこと。まずは、これを念頭に置きましょう。

筆者は8・4・1歳の子育て中なのですが、病院勤務と育児の経験を生かし、「病院で子どもを静かに待たせる」ための手を尽くしています。

その方法をご紹介します。


このときばかりは「ご褒美いっぱい」でも

iStock.com/ziggy_mars

 

まずは「病院で静かにすべき理由」を説明することから始めましょう。

言葉が通じる3歳くらいから、子どもの理解度に応じた言葉で、繰り返し何度も伝えてください。

「病院には病気で辛い人が来ていて、あなたが騒ぐともっと辛くなっちゃう。だから静かにしようね」といった感じです。



続けて、待ち時間を飽きずに過ごす工夫です。子どもの集中力はせいぜい15分程度。

お気に入りの絵本を読む、可能なら小さな音で動画を見せる、しりとりや手遊びをするなど…次々繰り出す「あの手この手」が必要です。

病院へ向かうときは、思いつく限りの〝お楽しみ〟をバッグに詰め込んでいってください。

状況が許せば、受付で待ち時間を確認したうえで散歩に出たり、飴やジュースなどを少し与えたりもしました。



さらに子どものやる気を高めるため、このときばかりはご褒美もひとつの手。

現に、病院で働いているときも「病院で静かにできたらご褒美ね」と話しかけているママをたくさん見かけます。

わが家では「病院で静かに待つ」ことができたら、帰り道のパン屋さんで、好きなパンをひとつずつ買ってあげることにしています。

特に、つき添いで連れている兄弟などはグズリやすいものですが、この方法は意外と有効ですよ。

このとき注意したいのが、ご褒美はジュースやシールなど、高額でないものにすること。

そして病院に行く前にルールを説明して、一貫性をもって対応することだと思います。

 

ご褒美はナシ、でも挽回のチャンスを

iStock.com/takasuu

それでもルールを守れずに騒いでしまった場合には、外に連れ出し、しっかり目を見て「ダメだ」と伝えます。この時点で、ご褒美はナシ。

筆者はここで、子どもが「静かにできる」と言えば院内に戻し、できたらしっかり褒めて挽回のチャンスを与えています。

静かにできたらしっかり褒め、その後に公園などに連れて行ってあげて、ストレス発散させるのがおすすめです。

 

子どもが待合室で騒ぐとママも疲弊しますが、「公共のマナーを教える絶好のチャンス」と前向きに捉えてください。

そしてうまくいったら「静かにできた子どもも、静かにさせられた私も、どちらもすごい!」と認めてあげてください。

がんばって子どもに向き合っているママの姿は、きっと周囲にも伝わっているはずです。

 

文:松本悠里香

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