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子どもの発育&発達に悩んだら…病院の前に「保健師に相談」という選択

子どもの健康

2019.11.04

2019.12.03

赤ちゃんが無事に生まれ、安堵したのもつかの間。「体重がなかなか増えない」「歩くのが遅い」「言葉が他の子より遅いのでは?」など、発育や発達で気になることが次々と出てきますよね。「病院に連れて行くべき? でも病気ではない…」そんな迷いが生じたときに、ぜひ訪ねて欲しい存在が「保健師」です。

保健師は母子の悩みに答える〝その道のプロ〟


iStock.com/itakayuki

厚生労働省の『平成22年乳幼児身体発育調査報告書』によると、平成12年の調査と比べ「乳幼児の運動機能・言語通過率」が、やや遅くなっています。

つまり「ひとり歩きや、単語を喋り始める月齢がやや遅くなった」ということ。この他に「乳幼児の発達が経年的に遅れてきているという」いくつかの研究報告があります。

原因ははっきりしないものの、社会との関わりや生活習慣の変化による影響が示唆されているようです。

 

発育や発達については「乳幼児健診」などでチェックを受け、遅れがあればその後も継続的にフォローしてもらえます。

しかし、健診では異常がなしと言われても、気になることは日々出てきます。次の健診までの間、不安になることもありますよね。

1日のほとんどの時間「ワンオペ育児」している現状では、不安や焦りからネット検索して、ますます不安になる…なんて悪循環も。


なによりも「ママの安心が一番大事」だと思う筆者は、気になることがあるときには〝その道のプロ〟に相談するのが一番だと思っています。

具体的にはかかりつけの小児科、療育機関、市区町村の母子相談窓口など「専門の相談機関」に相談するのがいいでしょう。

なかでも今回スポットを当てるのが、市町村など行政の「保健師」です。

 

 

病院の前に「保健師」に相談するという選択


 

iStock.com/itakayuki

行政の保健師さんには「市区町村の母子相談窓口」に行くと会うことができます。

この相談窓口というのがよくわからなければ、妊娠したときに「母子手帳をもらったところ」を思い出してみてください。


母子手帳交付時、「困ったことがあったらまた相談にきてくださいね」と声をかけられているはず。

母子手帳に、交付担当者の名前や部署名が残っている可能性もありますので、気になる方は確認してみてください。

市区町村の母子担当保健師は、子育てに関する相談業務や家庭訪問、子育て教室、乳幼児健診などを行なっています。


普段の生活では、ほとんど会うことがない保健師さんですが、相談するときにまず訪ねたいのがここ。

「いきなり訪ねるのが不安」「そもそも出向くことが難しい」という方は、電話やメールで相談することができる地域も増えています。


母子手帳や広報、掲示板などに連絡先が載っていることもあるようです。

連絡すると担当保健師に繋いでもらえるはず。必要に応じて、面談や家庭訪問をお願いしてみましょう。

 

 

保健師に相談する2つのメリット


iStock.com/maroke

保健師に相談するメリットは、大きくわけてふたつあると思います。ひとつ目は「じっくりと相談できる環境」であること。

相談するための相談窓口ですから、病院や検診などとは違い、ゆっくり時間をとって話を聞いてもらえます。

たくさんのママと子どもを見てきている保健師と十分に話をして、的確なアドバイスをもらえることは、大きな安心につながります。

 

ふたつ目は「必要なとき、必要な支援に繋げてもらえる」こと。保健師の大切な役割のひとつに、各方面の関係機関との連携があります。

その場で解決できない相談には、継続的なフォローや、必要に応じて病院や療育センター、子育て教室、地域の育児サークルなどを紹介してもうことも可能。

適切な相談場所を紹介してもらえる窓口としての役割も大きいのです。

 

子どもの発育・発達、子育ての悩みがあるときには、ネットやママ友情報だけではなく、専門機関に相談することも解決の早道です。

解決法を熟知しているプロに話してみると、楽になることもあるもの。悩んだときは、ぜひ「保健師」を訪ねてみてくださいね。

 

文: 松本 悠里香

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