意外と知らない「母子手帳の便利な活用方法」

 

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健診時や病院受診時にだけではなく、母子手帳には便利な活用方法がいくつもあります。

 

<特典・サービスを受けられる>

地域や企業では、母子手帳を掲示することで受けられる特典やサービスがたくさんあります。 有名なものだと、生協の個別宅配サービスでは、母子手帳を掲示すると妊娠中から3歳になるまで、配送料が無料になります。またネットスーパーでも、配送サービスが割安で利用できるといった特典があります。 地域によっては、母子手帳を掲示するとレストランや宿泊施設の割引クーポンが貰えるところもあります。子育て世代にありがたいサービスは探すとたくさん。ぜひとも特典を活用してください。

 

子育て記録として活用しよう>

母子手帳は、小さいながらも、1冊に「子育ての記録」がぎゅっと凝縮されています。育児日記を書くのは大変だけど「母子手帳くらいの量ならメモ程度だし」と育児日記代わりとして活用する人も。 乳幼児健診は成長の節目で受けることになるため、健診のたびに、ママの気持ちやお子さんの面白エピソードをちょこっとメモしておくだけで、立派な育児日記となります。 母子手帳に、そのときどきの子どもの写真をはさんでいる方もいらっしゃいますね。

 

<育児に役立つ情報も掲載>

母子手帳をじっくり読み込んだことのある方は、どれぐらいいるでしょうか? 実はたいていの場合、後半部分には育児に役立つ情報がたくさん記載されています。 負担軽減してもらう目的などで、職場に医師の指導を伝えるための「母性健康管理指導連絡カード」や、赤ちゃんのうんちの色をチェックするページは全国共通です。 母子手帳を読み込んでみると、知らなかった役立つ情報が見つかることもあるので、一度じっくり読み込んでみてくださいね。

 

 

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