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「寒いから家で…」冬の〝引きこもり〟が子どもの成長に支障をもたらす

子どもの健康

2019.12.10

iStock.com/Hakase_

 

冬の時期は「インフルエンザも流行ってるし、休みの日はできるだけ家の中で遊ばせよう」と考えるママも多いことと思います。

しかし、あまりにも家に引きこもりがちな生活を送っていると、子どもの成長に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。

外出が減ることでの成長への影響と、冬場の外遊びのポイントを詳しく解説します。

 

骨の成長に必要な3つの要素


子どもの骨の成長に欠かせない栄養素のひとつ「カルシウム」。しかし実は、カルシウムを摂るだけでは不十分。

カルシウムが吸収されて強い骨を作るには、「カルシウム」に加え「ビタミンD」「太陽の光」が必要なのです。

この3つの関係について、詳しく見てみましょう。

 

iStock.com/margouillatphotos

骨の成長にビタミンDが必要な理由

ビタミンDは、脂溶性ビタミンのひとつ。イワシやサンマ、しらす干しなどの魚介類やしいたけなどのキノコ類に多く含まれています。

体内に取り入れられたビタミンDは、肝臓や腎臓で「活性型ビタミンD」に変化して、骨の元となるカルシウムの吸収を促します。

また骨へのカルシウムの沈着を調整し、カルシウムが不足しているときは、尿として排出されるカルシウムの再吸収を促す働きも。

つまり、食事などから摂取したカルシウムが無事に吸収され、骨へと生まれ変わるには、ビタミンDの働きが必要不可欠なのです。

 

ビタミンDの生産には太陽の光が有効

ビタミンDは食事から摂取することもできますが、私たちの身体の中でも産生されるビタミンです。

私たちの皮下組織に含まれるコレステロールの一種は、太陽の光を浴びるとビタミンDに変化する性質を持ちます。

実は、食事から摂取するビタミンDより、太陽の光によって体内で作られるビタミンDの方が多いとのこと。

正常な骨の成長を促すにはカルシウムやビタミンDの摂取だけでなく、太陽の光をたっぷり浴びることも大切なのです。

 

冬は日光浴不足に要注意!


iStock.com/kohei_hara

子どもの成長に日光浴は欠かすことができません。

でも寒さや風邪が心配な冬は、むやみに外に出ない方がよいのではと思ってしまいますよね。

 

●冬でも日光浴は必要!

子どもは日々成長していくもの。季節は関係なく、成長のために日光浴は必要です。

近年、紫外線対策などを徹底するあまり、日光浴不足からビタミンD不足に陥り、骨の成長障害を引き起こす「くる病」にかかる子どもの増加が問題となっています。

季節によって紫外線対策はもちろん大切ですが、冬の間は適度な日光浴をするよう心がけましょう。

 

●冬の日光浴のポイント

冬は紫外線が比較的少ないため、成長に必要なビタミンDを補うため、1時間程度の日光浴をするのが理想的です。

子どもの体調がよく、よく晴れた日中の比較的暖かい時間帯に、公園などで思い切り遊ぶのがおススメです。

 

iStock.com/Hakase_

 

 

文:成田亜希子

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