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ブルーライト〝浴びすぎ生活〟が子どもの体の成長をさまたげる理由

子どもの健康

2019.12.17

iStock.com/kokoroyuki

 

最近では、子ども向けアプリも豊富なスマホやタブレット。育児や子どもの学習に、活用しているご家庭も多いのではないでしょうか? 

便利で楽しい反面、人体への木になる影響も…そのひとつが「ブルーライト」です。ブルーライトが子どもの体に及ぼす影響について、詳しく解説します。

 

そもそも「ブルーライト」って?


ブルーライトとは、波長が380500nm(ナノメートル)の青い光のこと。

私たちが目で見ることができる光の中で最も波長が短く紫外線に近い強いエネルギーを持つとされています。

このブルーライトは太陽の光にも含まれ、青いものが青く見えるために必要な光です。

 

 

引用:ブルーライト研究会

 

ブルーライトは自然界だけでなく、スマホやタブレット、パソコンなどの画面やLED照明からも多く発せられます。

このため現代人は、かつてより多くのブルーライトを浴びながら生活していると考えられているのです。

 

ブルーライトにはどんな影響がある?

ブルーライトは自然界にも存在する光であり、必ずしも身体に悪影響をもたらすわけではありません。

しかし、スマホやパソコンによるブルーライトは私たちに近い場所から放たれるため、様々な悪影響をもたらすことが分かっています。

特に子どもは身体が未熟なため、影響を受けやすいとされています。具体的にどのような影響があるのか、詳しく見てみましょう。

 

iStock.com/TwilightShow

 

目へのダメージ

スマホの画面から放たれたブルーライトは、まず目に入り込みます。ブルーライトはエネルギーが強いため、ダイレクトに網膜まで届き、網膜にダメージを与えるのです。

またブルーライトは「散乱しやすい光」のため、スマホ画面にピントを合わせるときに、目が疲れやすくなるという性質もあります。

これらの影響により視力が低下したり、白内障や黄斑変性症を発症するリスクが高くなる、と考えられているのです。

 

 

睡眠の質への影響

朝は太陽の光を浴びて目覚め、太陽が沈んでしばらくすると自然に眠気が生じる…体内時計を整えて睡眠リズムを作る働きにも、ブルーライトが関係しています。

私たちの体から分泌される「メラトニン」というホルモンは、太陽の光に当たらなくなると分泌が増え、自然な眠気を誘う働きがあります。

ところが、太陽が放つ光のひとつでもあるブルーライトが夜間でも多く目に入ると「メラトニン」の分泌量は低下し、寝つきが悪くなってしまうのです。

また、ブルーライトは交感神経を刺激する働きもあるため、なかなか眠れなかったり、深い睡眠がとれない状態を引き起こすとも考えられています。

こうした状態では、子どもの成長に欠かせない良質な睡眠が取れず、日中の眠気による学業への影響も心配されるところです。

 

すぐにやるべきブルーライト対策


 

 

iStock.com/kokoroyuki

人体にさまざまな影響を与えるブルーライト…だからと言って、現代の生活からスマホやパソコンを完全にシャットアウトするのは困難なことです。

そこでブルーライトの影響を最小限に抑えるために、次のようなポイントに注意してデジタル機器を使用しましょう。

●画面にブルーライトカットフィルムをつける
就寝の2時間前はスマホやパソコンを使用しない
●スマホを見るときは、目から30㎝以上離してみる
●長時間の連続使用は控え、15分おきに休憩を挟む
●目が乾いていたり、痛みがあるときは使用を控える

また、ブルーライトはLEDにも含まれます。寝室の照明や枕元の電気スタンドは、白熱電球にするのも対策のひとつだと思います。

 

文:成田亜希子

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