子どもたちが健康に過ごしてもらうために
ママが気をつけてあげたいこと

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体調が悪くなったときのケアはもちろん大切なのですが、じつはすごく大事なのは“病後”だという。 「熱がさがったらすぐにでも保育園に行ってもらいたい気持ちは、働くママとしてとてもわかるんです。だけど、子どもの様子を一度ちゃんと観察してあげてください。表情は元気ですか? 食欲は? 体力を消耗しているので解熱してからもグッタリしている場合もあるので、子どもが元気になるまでしっかり休ませてあげてください。とはいえ、仕事を何日も休むわけにもいかない。だから、私は病後児保育はフル活用していて。 熱がさがっても1〜2日、場合によってはそれ以上でもお世話になっています」 普段、子どもの健康管理として親が気をつけたいことは「しっかりした休養」なのだとか。 「ごはんは、食べたくないものをやみくもに食べさせる必要はない、と私は思うんです。“その子が必要としてないんだな”って割り切っちゃいますね。それよりも、病気にならない体づくりのためには“しっかりとした休養”が必要です」と先生。 そして、「一番大切なのは、ママが元気でいること」だと言います。 「子どもの体調が心配でも、割り切るところは割り切って、肩の力を抜いて楽しく育児をして欲しい。心配になったら受診をして、都度適切な対応をしていきましょうね」

保田典子先生監修による新連載
「子供の病気に悩まない!」がスタート

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取材・文/松崎愛香 撮影/斉藤純平

保育園に通いだしてからというもの、「感染症」について気になるママが多いのではないでしょうか。ただ、必要以上に恐れる必要はありません。感染症もキチンとした「知識」として知っておきさえすれば、大丈夫。 これからはじまる新連載「子供の病気に悩まない!」では、保田典子先生監修のもと、季節ごと流行りがちな子どもの感染症をはじめ、子どものカラダのことで気になることについて、タイムリーにご紹介していきます。 次回の7月更新予定の記事では、「夏の3大感染症」と呼ばれる「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱」について聞きました。