アレルギーマーチの予防策とは？

 

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アレルギーマーチは進行したまま放置すると、成人になってからも改善せず、さまざまな弊害を引き起こします。 アレルギーマーチの始まりは、乳幼児期の食物アレルギーやアトピー性皮膚炎。これらをしっかり治療し、さらなるアレルギーによる病気を引き起こさないことが大切です。 そのためには、気になる症状があるときは軽く考えずに、かかりつけの小児科などで相談し、その時期に合った適切な治療を進めていく必要があります。 具体的には、食物アレルギーに対しては「アレルゲン除去食」や「減感作療法

（少しずつアレルゲンを摂らせて身体に慣れさせる治療法）

」、アトピー性皮膚炎には、保湿剤やステロイド薬による薬物療法が行われます。 また、子どもは成長と共に免疫機能も変化していくため、アレルゲンが食物からハウスダスト、花粉などへシフトしていくことも少なくありません。そのため小まめな掃除を行ったり、空気清浄機を使用したりすることも大切です。

 

 

文：成田亜希子