「赤ちゃんの口内炎」家でできるケア
赤ちゃんに口内炎ができたときにママが悩まされるのが、「泣き止まない」「ミルクや食事を摂りたがらない」こと。そんなときどうすればいいのでしょうか？ 口の中が痛んでぐずったり泣いたりするときは、水分補給を優先させ、赤ちゃんが欲しがるものを与えてあげましょう。 常温の水や麦茶、白湯等を含ませ、口を湿らせると楽になる場合があります。ストローを使用できる子は、ストローを使うと影響なく飲める場合があります。 また、離乳食を食べたがらないときは、プリンやゼリー、アイスなど、冷たいものを与えてみましょう。バナナや柔らかいパンなども、比較的食べやすいでしょう。 痛みがあると一度の食事量が少なくなるので、こまめに与えて、栄養補給に努めましょう。
症状が長引く場合は小児科や小児歯科へ
口内炎は、長くても1種間程度で自然に治ることが多いものですが、飲食に影響が出て栄養が取れない場合や、熱など全身症状を伴う場合は、小児科を受診しましょう。 全身症状は伴わない場合や、歯が口内であたって傷つくことが口内炎の原因になっているような場合は、小児歯科を受診するとよいでしょう。 また、栄養不足だと長引く傾向があります。普段から栄養価の高い食事、十分な睡眠、規則正しい生活、清潔な環境を意識してお世話していきましょう。
文：園延妙子
