思わぬ病気が原因かも…こんな便秘には注意!

 

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発熱を伴う便秘は、すぐに治療をしなければならない病気が原因で引き起こされることがあります。 原因として挙げられるのは、虫垂炎や腸重積など。これらの病気は進行すると腸の動きが低下するためお腹の張りは強くなるものの、便やガスが出なくなります。 「お腹が張って苦しく痛いのに、ガスも出ない。吐き気もある」こんな発熱を伴う便秘が見られるときは、できるだけ早く病院を受診しましょう。 また、便秘による不快症状を訴えて市販の下剤や浣腸を使用しても、十分な排便がないときも悪化をふせぐため、早い段階で治療を受けることをおすすめします。

 

(※1)日本大腸肛門病学会「慢性便秘の診療」

 

 

文:成田亜希子