子どもの健康
2019.11.26
2019.12.02
子どもが風邪を引いた後、治ってからも「ドロッとした鼻水が続く」と気づいたことはありませんか? 自然に症状が治まっていくこともありますが、慢性的な副鼻腔炎に進行すると、日常生活や学業などに支障を来す可能性があり、なかなか厄介です。子どもの副鼻腔炎の特徴と注意点を、詳しく解説します。
「副鼻腔炎」が起きるところ
副鼻腔炎は、鼻や頬、額にある「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる空間に炎症が生じる病気です。
「副鼻腔」には、前頭洞・篩骨洞・上顎洞・蝶形骨洞の4種類があり、それぞれ左右にひとつずつ存在しています。
このいずれかに炎症が生じる病気が「副鼻腔炎」で、炎症が悪化すると副鼻腔内に膿が溜まっていきます。
引用:国立長寿医療研究センター