夜間や休日に受診すべきかの判断


 

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症状が出たタイミングが、平日の日中ならまだいいのですが、夜間や休日だと判断が更に難しくなります。呼吸が苦しそう、ぐったりしている、下痢や嘔吐がおさまらない、尿が半日以上出ていない、けいれんを起こした。

こういった場合は緊急性が高いため、朝を待たずに受診することを考えたほうがよいと思います。しかし、夜間に子どもを受け入れてくれる病院は限られていて、多くの場合は遠方であったり、常に急患で混み合ったりしているもの。

親子ともにかかる負担も大きいため、検討の余地があるうちであれば、もう一段階踏んでもいいと筆者は考えます。そんなときに頼りたいのが「♯8000(子ども医療電話相談事業)」。全国統一の短縮番号で、住んでいる都道府県の相談窓口に転送されます。

小児科医や看護師から、夜間休日の受診の受け入れや、家での対処法をアドバイスしてもらうことができます。特に

夜間の場合は、一度相談して受診の判断を仰ぐのがおすすめ。地域で独自の相談窓口を設けている場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。