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本数が足りない…?!「永久歯の生え変わり」気になる症状を小児歯科医が解説

子どもの健康

2020.03.18

乳歯が生え揃った後、6歳ごろから12歳ごろにかけて「乳歯」から「永久歯」への生え変わりが起こります。お友だちは「もう乳歯が抜けたよ」なんて話しているのに、うちの子はまだなんだけど…と気になることもありますよね。乳歯から永久歯への生え変わりについて、小児歯科医師がご説明します。

【基本まとめ】永久歯の生え変わり

 

iStock/Kativ

 

乳歯と永久歯は、それぞれ次の本数です。

●乳歯…20本
●永久歯…28本(親知らずがある場合は32本)

乳歯と永久歯が生え変わる仕組み

乳歯のもとになる歯胚は、妊娠7〜10週目に顎の中で作られます。その下に永久歯のもとになる歯胚ができ、時間をかけて成長していくというのが、それぞれの歯ができるまでの仕組みです。

その後、永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られてくると、乳歯の根を溶かす「破骨細胞」があらわれて、永久歯のうえにある乳歯の根っこが少しずつ溶かされていきます。

乳歯の根っこが溶けてくることでグラグラになって抜け落ち、そこから永久歯が頭を出して生え変わっていくのです。

 

永久歯に生え変わる順番

永久歯への生え変わりは、まず下の前歯2本から生え始め、次に上の前歯2本、その後奥歯の順で生えてくるのが多くのパターンです。

ですが生え変わりが始まる年齢にも差があるように、順番も個人差がありますので、順番が違うからといって気にしなくても大丈夫です。

「第3大臼歯(親知らず)」は生えない人もいますが、生える場合は17~21歳と、最も遅い順番で生えてきます。

 

引用:歯科素材.com

生え始めの永久歯がむし歯になりやすい訳

こうして生えてきた永久歯は、いきなり大人と同じように頑丈な歯になるわけではありません。生えたての永久歯は「幼若永久歯」と呼ばれ、歯の表面が未成熟です。

そのため汚れがつきやすく、酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい傾向があります。だからこそ生えたばかりの永久歯は、丁寧にケアすることが大切です。

生えたばかりの永久歯の成熟期間は、2〜3年と考えられています。この期間はフッ素を取り込みやすいため、塗布することをおすすめします。これによって歯の再石灰化を促進して、むし歯になりにくい丈夫な歯を作ることができるでしょう。

 

>>NEXT 10人に1人は「永久歯がすべて生えこない」!?

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