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もう、職場に行くのが息苦しい…甘えとは違う「新型うつ病」に理解を深めて!

美容

2019.02.11

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仕事に家事に、毎日忙しく過ごしているママは、大きな精神的ストレスを抱えがちです。やるべきことに追われ、気付いたら仕事や家事へのやる気が出ない、気分がのらない。そんな状態になってしまっている人もいることでしょう。

 

実はこの症状、最近言われている新型うつ病の可能性もあります。「辛いけれど、まだ頑張れる」

と軽い気持ちで放置してしまった結果、会社へ行けなくなるほど悪化してしまうケースもあるのです。そうならないためにも、早めに適切な対処を行いましょう。

 

<合わせて読みたい> うつ病だけじゃない!働くママが覚えておくべき精神疾患とは?

新型うつ病とはどんな症状?


いわゆる「新型うつ病」と最近呼ばれているものと、昔から悩まされる人の多い「一般的なうつ病」。この二つには、どのような違いがあるのでしょうか?

 

おなじ“うつ”の名がつく通り、それぞれ似たような症状が見られます。人によりますが、「気分が晴れない」「ささいなことで泣きたくなる」「自分を責めてしまう」「やる気が起きない」などといった症状が現れ、ひどくなると「家から出たくない」「消えてしまいたい」といった状態になってしまうこともあり得ます。

 

一般的なうつ病では、これらの状態が慢性的に続くのに対し、新型うつ病の場合は、特定の環境でのみ症状が発生します。

 

例えば、「職場へ行くと息苦しくなる」「家事や育児を目の前にすると、逃げたくなる」などの辛さを感じているものの、趣味や友人との時間など楽しい時にはまったく症状が出ない、という場合は新型うつ病を疑ってみましょう。

 

※ちなみに、新型うつ病とは学会などで明確に定義されている用語ではありません。疾患としても昔から存在していましたが、近年解明されてきた部分が多く、一般的に知られているうつ病と分かりやすく比較するために、通称的に用いられています。

 

働くママの対処法


このような症状が出てしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか?一般的なうつ病よりも薬が効きにくいと言われているため、日々の行動や考え方を変化させ、状況を改善していくことが重要です。

 

<職場で悩んでいる場合>

「職場へ行くのが辛い」「ミスを責められている気がする」など、職場で精神的な辛さを感じている場合は、まず原因を探してみましょう。仕事の量が多い場合は調整する、人間関係がうまく行っていない場合は配置換えをお願いしてみるなど、ストレスの元を取り去るようにすると、心への負担が軽減されます。

 

育児と仕事のダブルワークが今後も続いていくのであれば、思い切って転職を考えるのも一つの手段です。「仕事と家庭との両立が楽しい!」と思える仕事を見つけるのはそう簡単ではありませんが、負担が少なく前向きになれる職種や職場に出会えることで、これまでのモヤモヤが嘘のように消えることもあります。

 

<家事で悩んでいる場合>

目の前に山積みになった洗濯物や洗い物、溜まってしまったゴミやほこり。働くママは、そんな状態を目の当たりにするケースが多く、日に日に精神が疲弊してしまうというケースが少なくありません。

 

家事に終わりはないため、やってもやっても追いつかないと追い詰められてしまう場合もあるでしょう。こんな状態になってしまう前に、「パートナーと家事を分担する」「子どもに手伝いをお願いする」といった方法で負担を減らしていくことが大切です。

 

家族の協力が得られない場合は、「手伝わなくても良いから、家事が溜まっていたとしても文句を言わない」という約束をしておくのも有効です。どうしてもの時には家事サポートサービスなども活用しながら、上手に乗り切ることも一つの方法だと言えます。

 

<育児で悩んでいる場合>

育児は「子どもがママにしか懐かない」など、他の人に手伝いをお願いするのが実際は難しい場合もあります。それでも一人で抱え込まず、夫はもちろん、両親、保育機関などを上手に利用しながら、プライベートな時間を持つよう心がけることで、気持ちが楽になるでしょう。

 

頼る相手がいない場合は、「頑張ったご褒美を用意する」「育児を頑張る分家事は手抜きする」「テーマパークなど、子どもも大人も楽しい場所へ出かける」といった方法で、ストレスを溜めないようにすると、子どもとの時間が楽しくなっていくことも多いものです。

 

仕事や家事と違い“子育てが大変な時期はいつか終わる”と心得ておくのも良いですね。期間限定だと割り切っておくことで、忙しい時期を受け入れやすくなります。

 

周囲の理解が得られない時はどうする?


この状態は、ストレスの原因となっている場所や問題から離れてしまうと、まったく症状が出ないというケースも少なくありません。そのため、気晴らしに友人とランチをしたり、のんびり読書をしたりなど、うつから離れて心を休めている行為が“サボり”に見えてしまう例があるかもしれません。

また、周囲は当たり前にこなしている仕事や育児、家事の場面で症状が出てしまうため、「そんなのは甘え」というキツイ言葉を投げかけられてしまうこともあります。

 

しかし、ママはすでに頑張り過ぎるくらい頑張っています。「自分だけできない」「職場に来ると辛いなんてワガママだ」と自分を責めるのではなく、「今は仕方がない」と認めてあげるようにしてください。

夫や上司、同僚、両親など何でも話せる相手がいれば、打ち明けておくと心が楽になります。会社のことは夫へ、家庭の問題は同僚へなど直接問題とかかわらない相手へ相談するのもおすすめです。

 

「理解してくれる人間が周りにいない」という場合は、カウンセリングや心療内科など専門家へ相談することで出口が見つかりやすくなるでしょう。

 

さいごに


新型うつ病には特効薬がなく、時間をかけて解決していくしかありません。「もしかしたら…」と感じたら、できるだけ早めに対策を取り、ストレスを減らすことがポイントです。

 

働くママが抱える問題は、すべてを投げ出してしまうのが難しいものばかりです。だからこそ、家族や職場と問題を共有し、環境改善を目指すようにしたいですね。

 

子どもが手を離れるまでは余裕が少ない毎日ですが、「休める時は休む」「甘えられる部分は甘える」を意識して、心の健康を取り戻していきましょう。

 

文/久木田みすづ

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