2019.01.16
ふとした拍子に出てしまう“オナラ”。人前でオナラをするのはできれば避けたいですが、時には我慢できないこともあるでしょう。そこで今回は、職場で“ついオナラをしてしまった”という女性のお悩みを取り上げました。
意外と女性に多い“オナラの悩み”
とある女性は職場でつい“音つきのオナラ”をして、とても恥ずかしい思いをしました。周辺にいた同僚はオナラに対して特に反応を示さず、黙々と作業をしていたそう。それ以降はずっと恥ずかしい気持ちが残り続けて、仕事が手につきません。結局、弁解するタイミングを失いモヤモヤしたまま帰宅…。
女性は、友人に“職場でオナラをした”ことを相談。友人からは具体的にアドバイスされましたが、どれも腑に落ちない回答だったとのこと。そこで、意を決してネット掲示板に「オナラのごまかし方を教えてください」と投稿しました。
女性の恥ずかしい体験に対しては、「私もふっと気を抜いた瞬間にオナラしちゃったことある~。変な汗が一気に出た」「大きい音のオナラしたときは焦るよね」「シーンってなるのが一番ツライ」「オナラの存在を何度恨んだことか」といった声が寄せられています。
中には「産後になると、なぜだか自分の意に反してオナラが出ることが多々あります。この問題は真剣に捉えた方がいいですよ」と、世の女性たちに警笛を鳴らす人も。この機会に“オナラ対策”を考えてみてはいかがでしょうか?
人によってさまざまな“オナラ対処法”
ネット上に寄せられた“オナラ対処法”は、“音を鳴らしてごまかす”“人のせいにする”“黙る”の3種類に分けられます。
まず“音を鳴らしてごまかす派”は、「わりと大きな声で『う~ん』っていいながら背伸びする」「痰が詰まったふりをして咳ばらいを何度も繰り返します」「何かを思い出したかのように『あ!』って言う」といった対処法を実践しているよう。“人のせいにする派”は「あれ、なんか臭くない?」と自ら発言して、“自分はオナラをしていません”とアピールする人がほとんどでした。
最後の“黙る派”からは、「みんな大人だから黙ってやり過ごせば何の問題もない」「ひたすら黙り続ければ、犯人がうやむやになる」「挙動がおかしくなったら周りにバレちゃうからずっと平然とするのが一番」「オナラのことは気にせず、黙って仕事に集中した方がいい」といった声が上がっています。
少数でしたが、「『ごめ~んオナラした』と潔く報告する」という強靭なメンタルの持ち主も。もしもに備えて、自分に合った対処法を見つけてみてください。
事前に“オナラ対策”できる「ガス抜きのポーズ」
咄嗟に出てしまうオナラは、未然に防げないのでしょうか。胃腸薬「正露丸」を販売している「大幸薬品」の公式サイトでは、“ガス抜きのポーズ”を紹介しています。誰でも気軽に実践できるので、出勤前などにチャレンジしてみましょう。
“ガス抜きのポーズ”は、まず仰向けに寝て両ひざをホールド。息を吐きながら両腕でひざを引き寄せて、上半身を起こします。その際に太ももを下腹に押しつけつつお尻を持ち上げ、呼吸を5回繰り返してください。この動作を行うと、自然に体内のガスが抜けていくそうです。また腰痛をやわらげる効果があるので、デスクワークなどで同じ姿勢を続ける人にもおすすめのストレッチ。
他のページでは、ガスのタイプを診断してくれる“チェックシート”も公開しています。“食事・生活・症状”のアンケートに答えると、すぐにガスタイプをジャッジ。ガスを溜まりにくくするための改善方法を教えてくれるので、きっと“オナラ対策”に役立つはず。
意外と悩んでいる人が多い“オナラ問題”。事前に対策しておけば、悩みから解放されるかもしれませんよ。
文/長谷部ひとみ