■遅れてくる筋肉痛は歳のせい?早く回復させる方法は?

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年齢とともに筋肉痛が遅れているとよく言われていますよね。若いころであれば翌日に筋肉痛がでていたのが、2、3日経ってから痛みが出るというのも確かに事実です。 ですが、これは加齢によるものではなく、運動不足が原因となっているようです。普段から運動をしていると筋肉が活性化しているため、傷ついた筋繊維をすぐに回復させようとします。ですが、運動不足で筋肉が活性化していない状態だと、回復を始めるのにも時間がかかってしまうのです。 ということは、筋肉痛の遅れは運動不足のバロメーターということになるのではないでしょうか。 翌日でも、2、3日後であっても筋肉痛は辛いものですよね。できれば早く治したいと思うのはみんな同じではないでしょうか。 大切なのは運動をした直後です。激しい運動の後は筋肉も熱を持っています。これをアイシングでしっかりと冷やすことで炎症を抑える効果があるのです。テレビなどでもプロのスポーツ選手がアイシングをしている姿をよく見かけますよね。 運動後はお風呂などで体をしっかりと温めるのも効果的です。血行がよくなり筋肉の回復を早める効果があります。ですが、運動直後ではなく、数時間以上おいてからのほうが効果が大きいようです。

■まとめ

筋肉痛の原因が実は乳酸ではなく、筋繊維の回復時の炎症ということはわかりましたよね。この辛い筋肉痛には様々な方法で早く治すことも可能です。 ですが、大切なのは筋肉痛を予防することなのです。ウォーミングアップをしっかりと行うことや、クールダウンをしっかり行うことはかなり有効な手段となります。 一番は普段からしっかりと運動を行っておくことなのです。筋肉が活性化されている状態であれば、よほど過度の運動でなければ筋肉痛にはなりにくくなります。逆に運動不足の状態であれば、ちょっと運動しただけでも筋肉痛になってしまうのです。