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その倦怠感、病気のせい?「冬うつ」に気を付けて

美容

2018.12.07

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年末に向けて慌ただしくなる12月。そろそろ仕事が忙しくなってきたという方も多いのではないでしょうか。

寒さもぐっと深まり、街も急にクリスマス仕様になりますよね。また、保育園や幼稚園に子どもを預けているという方は、芋ほりや遠足、発表会といったイベントも重なり、平日も休日もバタバタとした日々を過ごされているのではないでしょうか。

そんな忙しい日々とは裏腹に、この時期にうつになるという方が多いそうです。

「冬うつ」と呼ばれるこのうつはどういったものなのか、なりやすい人や克服方法などにも触れてご紹介していきたいと思います。

■誰でもなりうる「季節性情動障害」

一年のある季節にだけ、気分の落ち込みや体のだるさ、疲れやすさなどを感じる気分障害のことを「季節性情動障害(SAD)」と言います。その中でも秋口から冬にかけて発症し、春になると治る症状を「冬うつ(冬季うつ)」と呼ぶそうです。

冬うつの具体的な症状としては、集中力の低下や食欲亢進、寝すぎてしまう、朝起きづらい、精神的に不安定になる、などが挙げられます。反対に初夏から秋口にかけて発症するうつを「夏うつ(夏季うつ)」と呼びますが、こちらは症状が逆で、食欲低下、不眠などが挙げられます。両者に共通していることは、「気分が落ち込むかどうか」という点です。

その原因はまだ解明されていないことも多いようですが、季節によって発症することから、日光が影響していることが指摘されています。

冬は日照時間が減るため、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミン、体内時計を司るメラトニンといった物質が減少しホルモンのバランスが崩れてしまうため、抑うつ状態になってしまうとの見解があります。

こういった症状が現れると、仕事や子育てもうまくいかなくなり厄介ですよね。また、季節の変わり目に起こるよくある変化として片付けられることもあります。本人も自覚がないことも多く、なかなか周りの人にも理解されず、生活する上で不便を感じる方も多いようです。

このような状況に陥る方は意外と多いのではないでしょうか。

■冬うつになりやすい人とは?

冬うつは主に女性、若年層に多いとされています。また、元々うつ病を患っている方の10~20%が冬うつを経験していると言われています。働くママにとっても見過ごせないこのデータですが、具体的に冬うつになりやすい人とはどんな人なのでしょうか。

ひとつは日光に浴びる機会の少ない人です。日中はオフィスで働いていたり、また夜間勤務のお仕事をされている方もいるでしょう。そういった方はメラトニンやセロトニンの分泌タイミングが遅れるため、睡眠障害を引き起こしやすいと言われています。また、冬うつに関係なく、日光を浴びない人間は朝になかなか起きられない傾向にあり、孤独を感じやすく、抑うつ的になりやすいといった研究結果も発表されています。

また別の論文の研究結果では、春や夏に生まれた人は、他の季節に生まれた人よりも、冬になると気分が落ち込みやすいとされています。特に夏生まれの人は、暗さや日照時間の短さといった冬特有の影響に敏感で冬うつになりやすいそうです。

研究によって全く逆の結果が出ていたり、個人差があったりするため、鵜呑みにするのは危険ですが、季節性情動障害に関する詳しい研究が進んでいるという風に見ておくと良いでしょう。

■冬うつの克服方法

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冬うつの予防・克服にはまずこまめに日光を浴びることです。オフィス勤務がほとんどという方は、お昼だけでも外で食べたり、食後にオフィス周りを散歩するのも良いでしょう。休日は子どもがパパと外で遊んでいる間に家事をしてしまうというママもいますが、たまには一緒に外に出て、子どもと一緒に思いっきり遊んでみてはいかがでしょうか。

次に、睡眠をしっかりとるということです。睡眠不足は免疫力の低下にもつながるため、風邪やインフルエンザなどの感染症が増えるこの時期は特に気をつけたいもの。最低でも6時間以上の睡眠時間を確保できるようにして下さい。また、休日などにまとめて睡眠をとる「寝だめ」はおすすめできません。月曜日以降の活動にも影響するため、休日であってもできるだけ規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

次にバランスの良い食事を摂るということです。セロトニンの不足が睡眠障害の引き金になるとご説明しましたが、このセロトニンの生成に必要な栄養素は食事から摂取できます。例えば、肉や魚、大豆に代表されるタンパク質は重要な栄養素です。冬はダイエットに気を遣う方も多いですが、過度な食事制限は睡眠障害を引き起こす可能性もあるということ忘れないで下さい。

また、適度な運動も効果的です。運動をすることにより脳内の神経伝達物質であるエンドルフィンが増えます。これは幸福感をもたらす物質とも言われており、長時間走り続けると高揚してくる作用「ランナーズハイ」は、エンドルフィンの働きによるものと言われています。寒いので外に出るのが億劫になりがちですが、ウォーキングやジョギングといった軽い運動を習慣化させることで、日光にあたる時間も確保できるため、おすすめです。

ママの元気がないと、家庭全体が暗くなりがちです。毎年冬になると気分が落ち込みやすいという方は、克服できるように簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。長い冬もお子さんと楽しんで過ごせることを願っています。

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