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年じゅうつらい「冷え症」を改善したい…いますぐできる「食べ方と温めかた」

美容

2018.11.10

女性の冷え症は思春期や更年期に多くみられ、手足が冷たい、腰に氷をあてられているような感じがするなど、人によって症状の訴え方はさまざまですが、頭痛、腰痛、肩こり、イライラ、のぼせ、めまい、動悸などを伴うことが多いようです。

これらの症状は、主に血液の流れを調節する自律神経のはたらきが鈍ることで、血管が比較的少ない手足や腰の血液循環がわるくなるために起こるとされています。また、ホルモンのバランス異常、新陳代謝の衰えなどが原因のこともあります。

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冷えが引き起こす病気も怖い 

冷え症は体質的なものがほとんどで、それ自体が重症化することはまれです。けれど、神経痛や膀胱炎などを誘発しやすいほか、不妊や流産の原因にもなりやすいので、注意が必要です。症状の改善には、日ごろから自律神経のはたらきをよくして、血液循環や新陳代謝を活発にする生活を心がけることが大切です。

まずは積極的に体を動かすだけでも、全身の血行がよくなります。食事では、体の保温に欠かせない「たんぱく質」、血行をよくする「ビタミンE」、末梢神経のはたらきを強める「ビタミンBとC」、造血を助ける「鉄」が豊富で、エネルギーの多い食品をとるようにします。ビタミンEとBは小麦胚芽、緑黄色野菜、豆類などに、Cはピーマン、ブロッコリー、小松菜、カリフラワーなどに、それぞれ多く含まれています。また、鉄はほうれん草、レバー、ごま、貝類に豊富です。

「食べる」ことで冷えを遠ざけるレシピ

「にんじんのつき汁」
中国の昔の薬物書や医学書ではにんじんは内臓をあたため、血を補い、胃を丈夫にし、食欲を増進させる作用があるとされています。そのため体力がなくて冷えやすい人には、特に効果が高いといわれ、古くから愛飲されているレシピです。

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<作り方>❶にんじん500gを適当な大きさに切り、すり鉢でよくつく(ミキサーやおろし金でもOK)。❷ガーゼに入れて汁をコップに搾り、はちみつ大さじ1を加えて飲む。
更年期などのいわゆる“冷えのぼせ”にも有効です。また、「すりおろしたにんじん大さじ1をあたたかいごはんにのせ、しょうゆ少々をたらして1日1回食べる」のもよいです。

 

「クコ粥」
クコはよく、杏仁豆腐にのっている赤い果実。不老長寿の薬草ともいわれるほど強い薬効があり、強壮作用にすぐれています。また血管壁をじょうぶにして動脈硬化を防ぐビタミンC、血行をよくするベタインなどの成分が豊富。冷え症改善に手軽で有効です。

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<作り方>❶クコの実(乾燥)大さじ3を酒でもどす。❷洗った米1カップと水10カップを鍋に入れて強火にかける。❸②が煮立ったところで弱火にし、①を加えて炊く。❹炊きあがったら塩少々で味を調え、小口切りのあさつきを散らす。

 

冷えを呼び寄せる食べものを避ける

体を冷やす「生野菜とくだもの」の食べ過ぎに気をつけましょう。なかでもトマト、きゅうり、なす、とうがん、柿、なし、すいか、バナナ、キウイフルーツ、レモンなどは、生食ではなく、加熱調理をおすすめします。
冷え症の人はできるだけあたたかい食事をとったほうがよいので、夏でも極力冷やしたくだものや清涼飲料水を避けましょう。盲点になるのが「エネルギー不足」による冷え。また「こんにゃくや寒天類」も体を冷やします。小食の人やダイエット中の人は気をつけて、こんにゃくを食べるときはあたたかい料理で。

お風呂を賢く利用、体を芯からあたためる

 

入浴は、冷え症の主な原因である、血液循環のとどこおりを改善します。特に3840度のぬるめの湯温は、副交感神経を活発化させて血管を広げ、芯からあたたまれます。

 

「シャワー温冷交替浴」
自律神経の調節機能に刺激を与えて回復させる入浴法、家庭の風呂で手軽に実行するにはシャワーを使うと便利です。入浴の最後に、シャワーでお湯を体に3分間かけ、次に水を10秒。これを5回繰り返します。最後は水で終わるようにするのがポイントです。手足が冷える人は、冷える部分にだけこのシャワー温冷交替浴をするとよいでしょう。※ただし、この温冷交替浴は心臓に負担がかかるので、心臓疾患、肥満、または高血圧、動脈硬化などの症状がある人は、絶対に行わないでください。

 

「薬草風呂」
植物が持つ精油成分を皮膚に作用させ、血行を改善するのが薬草風呂です。


だいこんの干場(ひば)湯」干しただいこんの葉3株分を木綿袋に入れ、湯船に沈めて水から沸かします。

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「ヨモギ湯」乾燥ヨモギの葉300gで同様に沸かします。

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このほか、ショウブ、塩、アカマツの葉、陳皮(みかんの皮の日干し)、おろしにんにく、ゆずの皮の煎じ汁などを入れると薬湯になります。

 

※ここで紹介した内容は『最新 食べて治す医学大事典』(根本幸夫ほか監修・主婦と生活社刊)からの引用です。もっと知りたい方はこちら!

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