4つ当てはまったら要注意! 心房細動セルフチェック


血栓は“とある病”からも発症する場合があります。今年7月に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、“心房細動”についてピックアップ。心房細動の“細動”は「痙攣」という意味を持ち、心臓の心房部分が痙攣を起こす“不整脈”を示します。

 

不整脈自体は誰にでもあるもので、そのほとんどは治療の必要がない無害なもの。しかし心房細動に関しては“命に関わる不整脈”とされており、その危険性は「約4割の人に自覚症状がない」「脳梗塞や心不全を引き起こす」などが挙げられています。特に後者は正常な人と比べて、脳梗塞や心不全の発症率が数倍高まるそう。なぜ不整脈で脳梗塞などの症状が出るかというと、心房細動によって“血栓”ができるからです。

 

東京ハートリズムクリニック院長・桑原大志先生の話によれば、心房細動になると心臓の中に血栓ができてしまうとのこと。その血栓が血流によって剥がされて、脳の血管に詰まると“脳梗塞”の原因に繋がります。そこで番組では、心房細動になりやすい人の特徴をまとめた「セルフチェック」をご紹介。

 

・コーヒーを1日10杯以上飲む

 

・仕事帰りはいつも終電

 

 

・毎日筋トレやマラソンなど激しい運動を行う

 

 

・たばこを1日20本以上吸う

 

 

・お酒が大好き

 

 

・日中よく眠くなる

 

 

・ストレスがたまりがち

 

 

以上7つの項目のうち、4つ以上当てはまった人は心房細動の危険性があります。実際にネット上でもチェックを試した人は多く、「セルフチェックの項目を見て、まさに母のことだと思った」「どうしよう、セルフチェックほとんど当てはまってるんだけど…」「とりあえず私の心臓は今のところセーフ」などの声が多く上がっていました。もし4つ以上当てはまった人は、まずは近くの循環器内科に相談してみるといいかも。

文/河井奈津