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犬を飼うと心臓病のリスクが36%も減少!? ぬいぐるみでも代用OKなアニマルセラピーの力

美容

2018.09.20

1809189animaru01動物の力を借りて心を癒す「アニマルセラピー」は、実際に医療の現場でも活用されている治療法のひとつ。可愛い動物を前にしたときの体の反応や、もっと手軽に癒し効果を得られる応用法をご紹介しましょう。

 

アニマルセラピーの効果


8月26日放送の『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS系)では、アニマルセラピーの健康効果について特集。農学博士の太田光明先生が、動物が人間に与えてくれる癒しの仕組みを教えてくれました。

 

人間の脳は、動物と触れ合うことで「心地よさ」を感じると「オキシトシン」という成分を分泌します。オキシトシンは“母性ホルモン”とも呼ばれ、出産時に陣痛を促したり母乳を分泌するために必要なホルモン。近年の研究によって、このオキシトシンがストレスの原因となるホルモン「コルチゾール」の分泌を抑えることが明らかになりました。オキシトシンは年齢や性別に関係なく分泌され、認知症やうつ病の予防にも効果的。例えば1人暮らしで犬を飼っている人は、飼っていない人に比べて心臓病での死亡リスクが約36%減少するという研究報告があります。

 

オキシトシンは「心地よさ」を感じることで分泌されるので、本物の動物だけでなく写真やぬいぐるみでもOK。見た目や手触りを感じることで、動物と触れ合った時と同じ心理状態になれるからです。アニマルセラピーは介護の現場でも実施されており、「動物がいるとみんな笑顔になる」「利用者も職員も幸せになれる時間」「癒されることで健康になれるなんていいこと尽くし!」と大人気のよう。

動物に変わってロボットが癒すセラピー


アニマルセラピーと同様の効果を手軽に実現するために、動物の代わりにロボットを活用した「ロボットセラピー」の研究も進んでいます。産業技術総合研究所が開発したセラピー用ロボット「パロ」は、アザラシのぬいぐるみのような姿をしたコミュニケーションロボット。アレルギーや衛生面の問題で動物を飼えない人々や施設向けに開発されました。

 

パロは内蔵されているセンサーや人工知能の働きによって、人間の呼びかけに答えたり抱きかかえると喜んだりといった反応を見せます。自分の名前を覚えたり、持ち主の好みに合わせた行動を学習することも可能。長い時間を共にするほど、「個性」を身につけていくロボットです。

 

パロによるロボットセラピーの効果は、国内だけでなくスウェーデン、イタリア、フランスなどの外国でも認められています。最近ではパロ以外のセラピー用ロボットも登場し、ロボットたちの活躍の場はさらに広がっている様子。病気だけでなく日常のストレスも癒してくれるので、気になる人はチェックしてみては?

取材・文/牧野聡子

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