2018.09.15
季節の変わり目は誰しも体調を崩しがちです。暑さ寒さが落ち着いてようやく過ごしやすくなってきたと思ったら、季節の変化に身体が付いていけず、寝込んでしまうなんてことも。
そんな思わぬトラブルを避けるには適切な健康習慣が必須! 毎日を元気に過ごすワーママの健康習慣を聞いてみました。なかには思わず笑ってしまうような、変わった習慣をお持ちの方も…?
もったいない!? ちょっとリッチな健康習慣(留美子さん / 37歳 / 助産師)
私の母は夏が終わるころに、嬉々として始めるのが「日本酒風呂」。血行促進や美肌効果があり、ほんのり漂う日本酒の香りにリラックスできるのだとか。母が日本酒風呂を始めたのは、父の飲酒がきっかけでした。
父は体調を崩してお医者様から、お酒を控えるように言われていたにもかかわらず、こっそり隠れて日本酒を飲んでいたんですね、それを発見して怒った母が、お酒を取り上げてしまったんです。母はあまりお酒を飲まないし、捨てるには忍びなくて、お風呂に入れてみたら美容効果を実感したんだそう。
夏場は暑くて入浴できなかったので、これからの季節は日本酒を贅沢に使ったお風呂に入るのを母は楽しみにしています。いまは体調も安定している父は、お酒も嗜む程度に楽しめるようになりました、量を飲まなくなったので、珍しい日本酒をストックして楽しんでいるのですが、時々母に入浴剤代わりに狙われてしまいます。
「今日はいつもよりなんか良かった気がする!」って、いやそれ純米大吟醸…なんてことも(笑)。母は健康になっても、父が病気になってしまいそうです(笑)。
自分に素直に。これがなによりもの健康の秘訣?(和恵さん / 42歳 / 事務員)
体調管理が難しい季節の変わり目の時期の健康維持に、職場の同期が実践していると教えてくれたのは、空腹を感じないように適度に食べること。仕事が忙しいとエネルギー消費が激しく、ガス欠状態で無理をして体調不良になったり、胃がカラの状態が続くことで、身体の防衛機能で栄養を蓄えようとしてしまうので、肥満をまねくのだそう。
「仕事を頑張る私! そのためのエネルギー補給!」と免罪符を得たように、毎日きっちり間食をする彼女は、仕事に張りが出て良いのですが、見事にお肉を蓄えちゃっています!
チョコレートバーがお気に入りのようですが、1本では満足できてない様子(笑)。また、エネルギーを補給するだけでなく、温存のために昼休憩中はお昼寝もしていたり。
よく働き・よく食べ・よく寝るという傍から見ていると充実した毎日を送っているような同期は、身体どころか心も健康そうです。結局、彼女の作戦は成功ってことですかね。
時には心の健康も考えて(忍さん / 28歳 / 歯科助手)
親友のママ友は、ストレスが溜まると、嫌いな食べ物をドカ食いします。嫌いな物を食べるというのが変わっているなと思うのですが、よく付き合わされるので今はもう慣れっこになってしまいました。最初は「なんなんだこの人」と驚いていたんですけどね(笑)。
この前はイカ墨パスタをドカ食いしていました。独特の香りが温かさでむせ返る感じになるらしく、ブホッとかググッと、うなったりこらえたりしながら「ヤバイ! ヤバイ!」と涙目で完食していました。
なんだかお店の人に、申し訳ない気持ちになりました。本人曰く、「やり切った」という達成感と満腹感で、スッキリするのだとか。なんというフードファイター的発想なんでしょう。
好きなものをたくさん食べたら良いじゃん、と言うと、好きなものは本当にたくさん食べてしまうので、お金もかかるし太るけど、嫌いなものなら「もういらない!」となるので効率が良いそうです。
わざわざお金を払ってまで? とは思いますが、お店で食べると意外に美味しくて苦手を克服できたりなんてこともあるそうで、ハマっているそうです。そう聞くと、意外にまともなやり方なのかもしれませんね。
「健康」とひと口に言っても、心と身体、両方が健康でなければ、真に健康とは言えません。季節の変わり目を迎えるこの時期に、新たな健康習慣を取り入れてみては?
ライター:山下 朝起
嫁と娘に、我が家を占領されつつある、零細企業の営業マンライター。最近、嫁の離乳食熱がすごく、娘の食費のほうが高い! と気付いてしまいました(笑)。溺愛する娘のパパ見知り開始に怯えながら、毎日を懸命に生きてます。