名医が実践するおすすめ風邪対策


風邪にまつわる対処法は他にもたくさん。以前放送された『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日系)では、名医100人に聞いた「風邪の予防法」をランキング形式で発表。実際にプライベートでも実践しているという、名医たちのおすすめ予防対策が紹介されました。

 

まず第1位には「帰宅後に手と顔を洗う」がランクイン。ウイルスがつきやすい手で顔を触ると、当然ながら風邪菌は顔にも付着していきます。せっかく手を洗ってもウイルスのついた顔を触ってしまうと、結局また菌が手に移るので台無し。ウイルスの除去を徹底したい場合は、顔まで洗うことを心がけてみて。

 

さらにランキング第2位では「緑茶でうがいする」、第3位には「豚の生姜焼きを食べる」が選ばれました。緑茶には、ウイルスの増加・活性化を防ぐ“カテキン”が含まれているので風邪予防に効果的。特に熱いお湯で淹れた方がカテキンはより抽出されるので、熱湯から冷ました状態でうがいするのがベターです。

 

一方の「豚の生姜焼き」は、体温を上げる“ショウガオール”と免疫力を高める“ビタミンB1”を同時に摂取できるのがポイント。実際に風邪予防として豚の生姜焼きを取り入れている人は多いようで、ネット上では「パパが風邪引いてるから、今日は生姜焼きで風邪対策!」「風邪っぽいときには豚の生姜焼きが効く」などの声が上がっていました。

 

風邪が流行りだすこれからの季節。ひとつでも多くの風邪対策を知っておくと、いざというときに役立つかも。

取材・文/牧野聡子