日本で禁煙するには禁煙外来がおすすめ?


アルディくんは主治医の力を借りて禁煙しましたが、日本ではどのような方法でたばこを止めた人が多いのでしょうか。石川県加賀市が2015年に行ったアンケートによると、「喫煙歴があり、現在たばこを吸っていない」人が禁煙した方法の1位は「自分の意志」の78.1%。次いで「禁煙外来の受診」が9.4%、「市販薬を利用した人」が3.1%でした。

 

意外と多い自力での禁煙ですが、苦労したことを聞いてみると1位が「ストレスがたまる」という回答。「その他」を除いて2位に入ったのは「誘惑に負けてたばこを吸ってしまう」という残念な答えです。

 

自分の意志では限界がある人には、禁煙外来を利用するのもおすすめ。「日本医師会」の公式サイトによると、禁煙外来を利用した場合の禁煙成功率は7~8割とかなり高めです。しかも、禁煙外来の治療費に助成金がでる自治体も少なくありません。

 

例えば、東京都港区では1万円まで、豊島区では2万円までの助成金制度が。もちろん所定の治療過程を完了するなど条件はありますが、一度自分の住む自治体の制度を調べてみてもいいかもしれませんね。

 

東京オリンピック開催を前にどんどん厳しくなる喫煙事情。これを機に、一度禁煙にトライしてみては?