2018.09.11
2021.03.23
「今日は身体がだるいな」と思ったら、雨が降ってきた…なんて経験はありませんか? 低気圧が原因といわれるこの症状、頭痛やだるさ、肩凝りなどの体調不良に悩まされるママは意外と多いよう。とはいえ、家事も育児も休めない…そんなときママたちは、どのような方法で乗り切っているのでしょう。
きびきび動いて交感神経を優位に(みかさん/30歳/販売員)
雨が降る日は、身体がだるくなったり、眠気が強くなったりすることが多くて困っていました。朝はいつもパっと起きられるのに、雨の日はなかなか起きられないんです。
その原因は、「気圧が下がると、心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くから」「だるくても身体を動かして、交感神経を働かせるとよい」と、新聞の記事で読みました。それを知ってからは、意識して身体を動かすことにしています。
いつも以上に朝食の準備を手際良くやるようにしたり、仕事に行く前に掃除機をかけたり。雨の日ほどきびきび動くようにしました。これをするようになってから部屋もきれいになって、スッキリと出掛けられるように。
会社に着いてからも、エレベーターではなく階段を使うようにしています。そうやって意識して身体を動かしていると、不思議とだるさが解消されてくるんですよ。おかげで雨の日も元気に過ごせるようになった気がします。
ちなみに、晴れの日は交感神経が優位に働くので、ゆったり過ごすのを心がけるといいそうです。人間の体って、自然と密接に関係しているんですね。
「頭痛ーる」というアプリがオススメです!(りえこさん/40歳/パート)
私は頭痛持ちなのですが、雨の日は特に悩まされます。だから日頃から睡眠不足にならないように気をつけたり、食事にも気を配ったりしています。
たとえば、頭痛によいと言われているアーモンドや納豆、玄米などを意識して取り、「マグネシウム」の補充。そうすると頭の痛みが少し楽になるので、コーヒーを飲んだりしてゆっくりと過ごすようにしています。
自分なりにいろいろ試してみましたが、オススメしたいのは「頭痛ーる」というスマホアプリ。ママ友から「気圧予報で体調管理ができるアプリがあるよ」と教えてもらったのですが、これがすごく便利! 天気と気圧の予報がわかるだけでなく、その日の頭痛の度合いや薬の服用の有無をメモすることができるんです。
過去の記録を見れば、頭痛が起きる傾向がわかるだけでなく、起こりそうな日も予測することができるんですよ。頭痛が起こりそうな前の晩は早く寝たりと、体調管理にとても役立っています。
いろいろ試して体の声を聞いています(由美さん/36歳/パート)
頭が重かったり、肩こりがつらかったりと感じるのは、雨の日が多いように思います。デスクワークなので普段から肩凝りはありますが、雨の日は特にひどい気がして…。
きちんと寝ても調子が悪いなと思うときは、朝から熱めのお風呂に入ります。ミントやユーカリのバスオイルを入れると、頭がスッキリしますよ。お風呂を出たあとは軽くストレッチをして身体をゆるめるように。それでもダメなときは、仕事のあとにマッサージ店に駆けこんで、しっかりほぐしてもらっています。
他にも雨の日対策はいろいろ試していますが、意外と効果があるなと感じるのは「スマホを見る時間を減らす」こと。気づけば1時間くらいスマホをいじってた…なんてことがよくあるのですが、首と肩がすごく痛くなるので、負担がかかるんだなと感じていて。なので雨の日は、頭や首の休息日と決めています。
もうひとつ必ずするのは、お花屋さんで花を買うことです。「今日はどのお花にしようかな~」と考えると気分が上がって、雨の日も悪くないと思えるようになりました。
仕事、家事、育児が、待ったなしでやってくるワーママ業。それだけに、体調管理には気をつけたいもの。もし思い当たることがあれば、ぜひ、ママたちの工夫を参考にしてくださいね。
ライター:木村 百
情報誌の編集者として激務をこなした後、フリーライターに。2人の子どもの育児ストレスでイライラしつつも、日々の自分磨きは欠かせないアラフォーです。実母も姑も近所で暮らしているため、いまも未来も不安は尽きず。毎晩のお酒だけがパワーの源。