「スクイーズ」とは「発砲ウレタン」という柔らか素材で作られた商品で、プニプニした食感と手のひらサイズの大きさが特徴的。多様なデザインが揃っており、「パン」や「ドーナツ」の形をした「スクイーズ」の中には本物としか思えないほどリアルなタイプも。

 

中尾さんは、「スクイーズ」にしては大き目なサイズの商品「牛乳ひたしパン」をプレゼントしていました。柔らかくて甘い香りが漂うプレゼントに、さんまさんは大喜び。しかし作りものだと気づかなかったようで、「もうちょっとで食べるとこだった!」と焦る姿も見せています。

 

心理評論家の植木理恵先生は、「スクイーズ」の効能について解説してくれました。体を柔らかいものに預けると気持ちが楽になるだけでなく、「人と会話がしたい」という欲求が高まっていきます。そのため話し下手の人でも、柔らかいアイテムを握って話すとスムーズな会話が可能に。植木先生のカウンセリング実験によると「柔らかい椅子」に座っている人は、「硬い椅子」に座っている人より発話量が3.2倍も増えるそう。

 

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コミュニケーションが下手な人は、「スクイーズ」効能を上手に取り入れることで、苦手を克服できるかもしれません。

 

また会話ではなく「勉強」や「考え事」をしたい場合は、硬いものに触れると集中力が高まるそう。様々な素材の椅子を揃えておけば、シチュエーションに応じた使い分けが可能ですね。