自分のペースでトライできるエクササイズが重要


精神科病院で運動をとり入れたリハビリメニューが活用されるなど、体を動かすことはリフレッシュに最適。「地域精神保健福祉機構」では、特にストレッチや呼吸法といった比較的軽い運動に注目しています。

 

研究によると、わずか10分程度のストレッチを行うだけでもストレス物質を減少させられるそう。大きく呼吸しながら、筋肉の伸びが感じられる動作をゆっくり行うのがポイントです。眠る直前にストレッチをしておけば、十分な快眠効果も期待できますよ。

 

昨年5月放送の『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)では、深呼吸をしながら実施する「大胸筋ストレッチ」が紹介されました。やり方はとても簡単で、まずは手を体の後ろに組んだら息を吸い込みます。続いて10秒ほど時間をかけてゆっくりと上を向き、息を吐きながら腕を上げていけばオーケー。肩甲骨を寄せるようなイメージで上半身を動かし、腕を上げた状態をキープしたら大きく2回深呼吸しましょう。

 

大胸筋を柔らかくすると血流が良くなる効果もあるので、リフレッシュに最適のはず。日々の疲れが溜まっている人は、一度トライしてみてはいかが?