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「川崎病」入院体験記

美容

2018.07.26

こんにちは。2歳、年長、小学5年生、年の差兄妹の子を持つ働くママ矢那奈美です。

今回は次男が7か月の時に「川崎病」という病気で入院をしたお話をしますね。

 

■川崎病ってどんな病気?

川崎病は1967年に小児科の川崎富作先生が最初に報告した原因不明の病気です。4歳以下の乳幼児に多く、全身の血管に炎症がおきて様々な症状が出ます。

5日以上続く高熱

・両側の眼球結膜(目の白いところ)の充血

・真っ赤な唇とイチゴのようにブツブツになる舌

・体の発疹

・手足の腫れ

・首リンパ節の腫れ

この6つの症状のうち5つ以上の症状があれば川崎病と診断します。小さな子供ではBCGを注射した場所が赤く腫れあがることも特徴的な症状の1つです。

川崎病で一番怖いのが心臓の冠動脈に動脈瘤(コブ)を形成することです。約3%のお子さんがなんらかの瘤ができてしまうそうです。

治療方法としてはできるだけ早く熱を下げ、瘤ができないように血管の炎症を抑えることがとても大切になってきます。有効的な治療として免疫グロブリンと呼ばれる血液製剤を投与して経過観察をします。この「免疫グロブリン」というのは予防接種をするときの問診票に記載があるので見たことがある方がいるかもしれませんね。

 

■次男が川崎病と診断されるまで。

川崎病と診断されるまでしばらく時間がかかりました。なぜかというとこの病気は診断がとても難しく、まず5日以上高熱が続かないと疑われないのです。また、上記に書いたように目の充血や腫れがないと診断が遅れます。次男が川崎病の疑いありと診断されるまで3回も小児科へ通いました。

もともと熱の上がりやすい子であったため、34日高熱が続いても元気で食事をとれればさほど心配はしていませんでした。さすがに5日超えて熱が下がらない(38度~39度)ので小児科に相談したところ、血液検査をすることになりました。

血液検査の結果、普通の風邪では数値が上がらないところが異常値を示したためすぐに市立病院へ行って下さいと言われました。そして市立病院で川崎病と診断されたのです。

 

■取るものも取らず、いきなり入院でした。

今すぐに市立病院へ行ってくださいと言われ、慌てて身の回りの用意をしてタクシーで病院に向かいました。そのまま入院になる予感がしたのでとりあえず泊まれる用意もして荷物を持ったのは大正解でした。

次男は川崎病の特徴である「腫れ」があまり出ておらず、診断に苦慮したようですが状況判断から上記治療薬である免疫グロブリンを投与されることになりました。血液製剤なのでリスクもあるということで署名をしたのを覚えています。

別室に次男が連れていかれ、私は部屋の外で治療されるのを待っていたのですが部屋から大声で泣く次男の声が聞こえてとても切ない思いをしました。たぶん親には見せられないくらい子供を押さえつけて治療してたのでしょう。

予想通りそのまま家に帰れず、約2週間の入院生活が始まったのでした。

母子完全同室の病院だったため、小さな小児ベットに一緒に寝ていたので体が痛かったです。

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しばらく点滴が外せず、この状態でした。痛々しかったなあ・・・。

 

■長男や家のことは周りを巻き込んで解決!そして仕事は?

いきなりの入院だったため、実家の母を緊急で呼び出してヘルプをしてもらいました。長男をどうするかが一番の問題だったので私の自宅に泊まってもらって面倒をみてもらいました。またパパには荷物や食べ物を持ってきてもらったりしました。入院しているのは子供なので大人の食事は出ないのです。なかなか次男を置いてどこかに食事をするということが難しかったのでベットで食事をとることも多かったです。

いきなりの入院でさみしい思いをさせてしまった長男でしたが、この期間にぐっと大きく成長をしたと感じました。ちょうど今の次男と同じ年長の時でした。

今でもすごく覚えているのが「ママ、なんにもしなくても涙が出てくる」と言われたことです。こっちの方が泣けてきましたよ。

そして一番気になる仕事なのですが・・・まだ育児休暇中だったためその心配はなかったのがとても幸いでした。これ仕事あったら相当なダメージです。

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長男と2人で面会時の時に散歩に行った写真です。背中がさみしそうでした。

 

■どうやって治っていたの?

熱がなかなかさがらず、何回も解熱剤を投与され頻繁に熱を測り、血液検査を行い経過観察を行っていきました。熱がさがってもすぐには退院できず血液検査の結果がよくなるまで入院をしていました。

熱が下がってからは小児科の中にある遊び場への外出許可が下りたのでそこで遊ばせていました。感染症のおそれがない病気の子供達が出てきて遊んでいるので一緒に遊ばせたりそのママたちとの交流ができたりしたので入院中の気晴らしになりました。

ただ、小児科にはいろんな病気の子供がいるんだということを知った場でもありました。健康のありがたみをしみじみと感じ入りましたよ。

さて、熱も下がり数値も良くなってきたので晴れて退院になりました。それまで約2週間病院に缶詰めで頑張りました。

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遊び場での写真。ここでずりバイを覚えました!

 

■その後の経過観察はどうした?

最初にも記載したように一番怖いのが心臓の血管の瘤です。幸い次男には退院時には瘤はできておらず症状は軽く済みました。経過観察として定期的に循環器科へ通うことにはなりました。その後1年に一回心電図とエコーの診察を受けています。特に問題がないので一安心です。

 

■おかしいと思ったら小児科に相談をしてみて

この病気は原因不明でかかるのですが、放置せずちゃんと治療さえすればそんなに恐れる病気ではないと個人的には思っています。ただ診断がとても難しいと言われています。かかりつけの小児科の先生はとてもベテランですがなかなか診断できず「遅くなって申し訳なかった」と言われました。

お子様に「なにかおかしい」と思ったら小児科に相談してみてはいかがでしょうか。

 

CHANTOママライター/矢那奈美

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