高齢者の健康増進に人気のテレビゲーム


一方で、ゲームによる“健康効果”も注目を集めています。今年3月放送の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)では、テレビゲームを使って高齢者の健康増進を図るイベントについて特集。楽しそうにゲームをプレイする高齢者の方々を見て、ネット上では大きな話題となりました。

 

イベントに導入されたのは実際にバチを持ってプレイする音楽ゲーム「太鼓の達人」や、ハンドル型のコントローラーを操作するレーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」。これまでは男性が魅力に感じる催し物が少なくて参加率も低かったのですが、テレビゲームをとり入れると参加者が2割も増加したそう。体力や認知機能の向上効果が期待されています。

 

さらに以前放送された『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)では、なんとアクションゲーム「ボンバーマン」をプレイする99歳のゲーマー・成澤うめじさんが登場。26年間欠かさず「ボンバーマン」で遊んでいた成澤さんは、しっかりとした手つきでコントローラーを操作していました。

 

「目が悪くなる」「学力が低下する」など悪い面を強調されがちなゲームですが、新たなメリットが見つかるかもしれませんね。