仕事復帰に必要な乳腺炎対策とは


 

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仕事復帰時、すでに卒乳しているママは心配ありませんが、完全に卒乳しないまま復帰の日を迎えるケースも少なくありません。働くママにやってほしい「乳腺炎対策」をご紹介します。

 

こまめに搾乳する

おっぱいの張りを感じたら、昼休みなどを利用してこまめに搾乳することです。母乳の保存バックに搾乳して冷凍保存しておけば、保育園で飲ませてくれる場合もあります。

 

母乳パッドは取り換える

母乳漏れ対策の「母乳パッド」は長い時間つけていると蒸れたり、不潔になりやすいもの。乳腺炎の原因になることもありますので、こまめに取り換えるよう心がけましょう。

締めつけの強い下着や衣類は避ける

育休中はゆったりした服装でも、仕事復帰するとそうはいかないことも。でも、締めつけの強い下着や衣類は、母乳詰まりの原因に。授乳中はバストサイズも大きくなりますので、締めつけの強い下着や衣類は避けてください。

 

母乳を止める薬を使う

仕事復帰をきっかけに、卒乳を検討するママも多いことと思います。そんなときにおすすめなのが、母乳の分泌を促すホルモンを抑えることで母乳を止める薬です。産婦人科などで処方してもらえますので、乳腺炎になりやすい方はぜひ相談してみてください。

 

ただでさえ、慣れない育児と仕事の両立で忙しいなか、乳腺炎になってしまうと、ママも子どもも辛い思いをしてしまいます。産後の職場復帰を控えているみなさんが、乳腺炎に悩まされることなきよう、しっかり対策をしてくださいね。

 

文:成田亜希子