2019.09.24
一重まぶたをコンプレックスに感じる人は多いかもしれませんが、実はメリットも多く存在します。8月28日に放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、「一重まぶた」についての特集が組まれていました。
一重の人は集中力が高い!?
同番組に登場したのは、光浦靖子さんや大島美幸さんといった“一重まぶた”を持つ女性芸人たち。一重による私生活での困りごとを打ち明けています。最初に光浦さんが告白したお悩みが、「アイラインのメイク」。しっかりと線を引いたはずなのに、目を開けるとアイラインが無くなっているそうです。
大島さんに至っては、「普通に何もしてない状態だと『指名手配犯に似てるね』ってよく言われる」と自虐コメントを炸裂。光浦さんも共感し、“目つきが悪いイメージからきている”と推測していました。他にも「汗が直接目に入る」「睨んでいるように見られがち」と、一重のコンプレックスを次々と披露。
しかしここで評論家の1人から、「一重まぶたの方が集中力が高い」という説が登場しました。一重まぶたは二重と比べて目が細いため、視野が狭くなりがち。そのため注意が散漫せず、「集中力が上がりやすい」といいます。教育評論家の尾木先生も、「一重の人は頑張り屋さんで負けず嫌い」と優しくフォロー。尾木先生の“勉強ができた教え子”はほとんどが一重だったらしく、「二重の人がダメだというわけではなく、一重の子は頑張り屋が多い」と自身の経験を基に分析していました。
おでこを出せば外国人にモテる!?
一重まぶたのメリットを次々と唱える評論家たち。では、なぜ二重まぶたに憧れを持つ人が多いのでしょうか? 生物学評論家の池田先生は、「ヨーロッパの文明が世界を席巻してるから、価値観が植えつけられている」と述べていました。例えばヨーロッパ人は二重が多く、足も長いという特徴が。そのスタイルを良しとする風潮が、日本で浸透しているのかもしれません。
一重の人はモテないと思われがちですが、印象評論家の重田先生は“一重の方が外国人にモテる”と断言しています。理由の1つにあげていたのは、“エキゾチックな顔”というキーワード。海外では普段見慣れない「一重ののっぺり顔」に希少価値を感じるため、人気があるそうです。そのため“顔を隠さずにおでこを出した方が魅力的に見える”と、重田先生は熱弁していました。
同番組の視聴者からは、「メリットをこんなにあげてくれて嬉しい」「一重まぶたにずっと悩んでたけど、海外でモテるって聞いて元気出た(笑)」「集中力が上がりやすいなら、一重のままでもいいかな」といった声が続出。一重で悩む人から、前向きなコメントが寄せられています。
半数以上が「二重まぶた」との結果に!
一重に対してコンプレックスを抱く人たちは、一体どのような悩みを持っているのでしょうか? 株式会社アチーブは今年の3月、10~20代の女性を対象に「一重まぶたと恋愛に関する意識調査」を実施。まず“一重まぶたの人”はどれほどいるのか、調査結果をさっそくチェックしていきます。
リサーチ結果によると、「一重まぶた」の人は33.0%。「二重まぶた」は54.4%で、「左右で違う」と答えた人は12.6%でした。5割以上の女性が「二重まぶた」という結果の中、一重まぶたの女性たちに“二重まぶたになりたいか?”と質問。すると9割の女性が、「はい」と回答しました。
二重に憧れる女性は多いようですが、悩みを解消できるわけではありません。二重まぶたの人たちに悩みを聞いたところ、「左右で二重の幅が違う(22.7%)」「二重の形が変(10.2%)」「少しメイクをすると顔が濃くなる(5.9%)」など二重ならではの問題点をあげていました。一重でも二重でも、自身の目に満足している女性はあまりいないのかもしれませんね。
文/内田裕子