3.正しいスキンケアの方法(整肌・仕上げ)

②整肌 整肌とは、文字通りお肌を整えること。洗顔では日中や夜間に溜まった汚れや油分を落とせる反面、肌に必要な皮脂も落としてしまうため、肌が無防備な状態になっています。ですから洗顔で失った必要成分を補充してあげましょう。 用意するもの:化粧水、(コットン) 1.手のひらに使用量通りの化粧水を取り、乾燥しやすい頬から順に、顔全体に化粧水をつけ、手のひらで軽く顔全体を押さえてなじませます。


2.軽く叩くような感じで肌に化粧水を入れていきます(これをパッティングと言います)。 肌の弱い人は弱めでOKです。パッティングすることで、なんとなく肌に化粧水がなじんできたなあと思う瞬間があるので、それまで続けて下さい。パッティングする際は、下から上へ、額は中心から外側に向かって行いましょう。目の周りは特に乾燥しがちなので、化粧水のついた手で軽く押さえるようにして、しっかり水分を届けてあげましょう。時々手のひらで顔全体を覆うようにすると、化粧水のなじみが早くなります。


コットンを使う場合も、同じような手順でOKです。 ③仕上げ 整肌によって、整った肌の状態を長く保つために行うのが仕上げです。


乳液やクリーム、美容液やオールインワンなどを使います。


ちなみに、乳液やクリームには水分と油分が入っており、クリームは乳液より油分が多く、それが膜のように肌を覆ってお肌の乾燥を防いでくれます。


日頃から肌の乾燥に悩まされている人ならクリームを、反対に油分多めでべたつく肌の方は乳液を選びましょう。


基礎化粧品のシリーズを使っていて、ラインナップに両方が組み込まれている場合は、どちらも使った方が効果的なので、その場合は両方使いましょう。


オールインワンや美容液は目的(美白・アンチエイジングなど)に合わせて購入し、使ってみて肌に合うなら、乳液・クリームをつけずに使用して下さい。


どれも手のひらに使用量を取り、乾燥しがちな目元、口元、頬を中心に押し当てる感じでゆっくりとなじませていきましょう。油分の多いTゾーンは少な目にして下さい。 洗顔・整肌・仕上げの3ステップで行うスキンケアの方法についてご紹介しました。 どのステップにも言えることですが、 ・使用量や使用方法をきっちり守ること


・肌をゴシゴシとこするなど、力を入れ過ぎないよう、あくまで優しく行うこと これさえ守れば、同じ化粧品でも、びっくりするほど肌が美しくなります。


時間がない!とおろそかにしがちな基礎的なスキンケアですが、ぜひ挑戦してみて下さい。