ランチメイト症候群…あなたがお昼に憂鬱になる根本的な理由

なぜランチメイト症候群になってしまうの?


ランチメイト症候群になってしまう原因として考えられるのは、他人からの評価を気にしすぎるということ。日本人は、他人の目を気にするだけではなく、他人のこともよく見ているという国民的な特徴があります。これは日本社会でうまく立ち回るためには必要なことなのですが、自分が他人のことを見ているからこそ、相手にも見られているのではないかと感じ、『他人からどう思われているか』を気にしてしまう要因になっています。周囲の評価を気にするあまり、自分に自信を持つことができず、ランチメイト症候群になってしまうのです。

 

最近の傾向としては、スマホを持ち歩いていればすぐに誰かと繋がれるということも、ランチメイト症候群に陥る原因です。誰とも繋がっていないことに不安や恐怖を感じてしまい、それがランチタイムにも影響してしまうのです。

 

また、過去に仲間はずれやいじめに遭っていた経験がある人や、他人と話すことが苦手な人は、コミュニケーション不足が原因でランチメイト症候群になってしまうこともあります。周囲とコミュニケーションがうまく取れないことで、誰もランチに誘うことができず、1人でランチタイムを過ごすしかなくなるというわけです。

 

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久木田みすづ

精神保健福祉士・社会福祉士。福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。