ランチメイト症候群…あなたがお昼に憂鬱になる根本的な理由

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職場でのランチタイム。同僚や上司と一緒に過ごす方も多いのではないでしょうか?そんな中で気をつけてほしいのが、『ランチメイト症候群』。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、働くママなら誰しも起こりうる可能性があるのです。今回は、ランチメイト症候群について、詳しくご紹介します。

 

ランチメイト症候群とは?


ランチメイト症候群とは、職場でランチを1人で食べることに焦りや不安を感じるものです。精神科医の町沢静夫氏によって命名され、学会などで認められた病名ではないものの、日本の集団主義による精神症状の一つとして世間に広まりました。

 

ランチメイト症候群になると、誰かと一緒にランチを食べたいけれど、誘って断られるのが恐く、結局1人で食べたり、1人でランチを食べていることが恥ずかしい、周りの人から「かわいそう」と思われていないかなど、周囲の目が気になって仕方がなくなってしまいます。

 

この症状が悪化すると、ランチを食べているところに人が来ると移動してしまう、早食いや食事を抜くなどの行動にでる方も多くいます。つまり、ランチタイムになる度に憂鬱な気持ちになり、精神的に追いやられると、会社を辞めてしまうこともある恐ろしいものなのです。

 

また、人とランチをすることがうっとうしいと感じているにも関わらず、人間関係を気にして誰かと一緒にランチを食べているケースも、ランチメイト症候群に該当します。このケースも、周囲の目が気になってしまうことが原因で、自分の思いとは裏腹に、誰かと一緒にランチを食べなくてはいけないという気持ちが強く出てしまいます。その結果、ランチの誘いを断れなくなり、ついつい誰かとランチタイムを過ごしてしまうのです。

 

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久木田みすづ

精神保健福祉士・社会福祉士。福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。