<効果その2 孤独感が減る>

温かいお湯につかる入浴は、優しい温もりに包まれる行為です。うつ病にかかると孤独感を覚えやすい傾向にありますが、入浴を通じて母親のお腹の中にいた頃のような安心感を得られるというメリットが生まれます。 家事や育児でイライラしてしまった時も、夫や子どもと距離を置けるお風呂はおすすめの場所です。時には一人の時間を持ち、入浴で疲れた心をほぐしてあげましょう。

 

<効果その3 リラックスできる>

うつ病になってしまうと、お風呂好きから一転、お風呂が苦痛になってしまうケースがあります。しかし、入浴にはリラックス効果があるとされています。思いきって入ってみることで不安な気持ちが消え、心がラクになっていきますからぜひ試してみてください。 お風呂の環境が落ちつけない場合は、「プロにお掃除を頼んでみる」「浴室の子どものおもちゃを一度、全部片づける」「リラックス効果の高い照明を取りつける」などの方法で、お気に入りの空間へ変えてみるのもおすすめです。

 

<効果その4 体内時計が整う>

お風呂に入ってゆっくり身体を温める時間は、頑張った一日をリセットする時間でもあります。毎日のお風呂を習慣づけることで、体内時計のリズムが整っていくといわれています。 体内時計を正常にすることは、自律神経を整えることにもつながります。うつ病の方は、自律神経症状を訴える例が非常に多いのですが、これらの症状も入浴での改善が期待できます。