くしゃみへの恥じらいは年齢によって変わる!


くしゃみの悩みが多数あげられる中、「年をとったら気にならなくなった」との意見も少なくありません。大正製薬株式会社が実施した「くしゃみに関する調査」の結果を見ていきましょう。

 

同調査ではくしゃみを主に4つのパターンに分けています。まず全体の割合を見ていくと、「ギッ」という短いくしゃみは4%。「クショッ」は27%で、「ハクションッ」は67%でした。また3%の人は、「ハクションッコンチキショーメー」と豪快にくしゃみをすると回答。

 

続いて年代別に結果を見ると、「ギッ」は20代が14%と最も多い結果に。30代では6%、40代は0%に下がります。一方20代のときは49%だった「ハクションッ」は、40代になると72%にまで上昇。そこで「くしゃみに対する意識」を聞いたところ、「くしゃみをすることは恥ずかしいことだと思う」と答えた20代は36%もいました。ところが30代では27%に減少し、その後年を重ねると右肩下がりになっていきます。

 

さらに同調査ではくしゃみに関するエピソードも紹介。「電車の中でくしゃみをしたら、隣に座っていた幼児がビックリして固まってしまった。横のお父さんは笑いを堪えていました」「家にいるときは我慢せずに大きなくしゃみをする。主人からは『くしゃみが外まで聞こえてきた。少しは遠慮しろ』と言われるけど、家にいるときぐらい好きにさせて欲しい」などの経験談が寄せられていました。

 

くしゃみは場面によっては失礼に当たることもあるようす。TPOをわきまえたくしゃみができるようになるといいですね。

 

文/河井奈津