ポイントはかけ湯の回数!? 正しい入浴法でヒートショック防止!


番組内では、“お風呂博士”の早坂先生がヒートショックを防ぐ“正しい入浴法”を紹介してくれました。最初に注意喚起したのは、“一番風呂の危険性”です。浴槽にお湯を入れたばかりの状態だと浴室が温まっていないため、寒暖差がある中で入浴することに…。対策方法は、“予めシャワーで浴室内をかけ流す”や“浴槽の蓋を外してお湯を溜める”の2パターンがおすすめ。“シャワーのお湯”や“湯船からの湯気”によって室温が上昇するので、寒暖差のない浴室を準備できます。

 

“正しい入浴法”の中でも特に注目されたのが“かけ湯の回数”。早坂先生によれば入浴前にかけ湯を“10杯分”行うのが理想的で、「たくさんやってもらいたい」とコメントしていました。入浴前にかけ湯を行えば少しずつ体が温かい温度に慣れていくので、血圧の急激な変化を抑えられます。

 

“かけ湯の重要性”を初めて知った人たちからは、「10回もかけ湯するの!? 2回ぐらいしかしてなかった…」「これからは念入りなかけ湯を心がけよう」といった反響が。

 

他のNGな習慣は、“熱いお湯に入浴すること”。お湯の温度が42度以上になると、交感神経が刺激されて血圧が上がりやすくなります。また早坂先生は「ぬるいお湯の方が温まりが長く続く」とコメントし、40度未満のお湯を勧めていました。

 

他にも「家族に何も言わずお風呂に入る」のはNG。ヒートショックになると気絶する可能性があるので、早期発見のためにも家族にひと声かけるのをお忘れなく。