「ケロリン」の由来は“ケロッと治る”!?


医療の世界で名前に由来を持つのは、病気だけではありません。普段から慣れ親しんでいる「薬」の名前にも由来があり、「公益社団法人日本薬学会」の公式サイトでは“健康豆知識”と題して詳細が掲載されています。

 

例えば、痛み止めとして知られている「バファリン」。語源は“緩和するもの”という意味の「Buffer(バッファー)」と、有効成分のアセチルサリチル酸の別名「Aspirin(アスピリン)」を組み合わせたもの。同じ痛み止めの「ケロリン」は、“すぐに効いてケロッと治る”ということからついているそう。

 

分かりやすいものではアレルギー薬の「アレロック」があり、“Allergy(アレルギー)症状をBlock(ブロック)する”ことから由来。また睡眠薬の「マイスリー」は、“My Sleep(私の睡眠)”から最後のPをとって命名されています。

 

名前の由来を知ると、病名や薬剤名がより身近なものに感じられるかも?

文/長谷部ひとみ