相手の面白さを見つければ、楽しい二人になれる

——奥さまも漫画家として忙しくされているそうですが、家事は一緒にしていますか?

 

滝沢さん:

はい。以前からやっていましたが、妻が漫画を書き始めてから、さらに協力するようになりました。彼女の漫画があって僕の本ができたわけですから、頭が上がりません。

 

夫婦の絆って、共同作業を通して深まる部分があると思いますが、その共同作業が僕たちにとっては「漫画」だったのかもしれません。以前よりさらに、助けあって生きていると感じるようになりましたね。

 

——滝沢家のように、夫婦仲良くいられる秘訣を教えてください。

 

滝沢さん:

そうですね、相手の仕事に興味を持つのは大事ですよね。苦労や不満は何かとか、話すと楽しいですよ。

 

テレビで妻も言っていましたが、僕は普通の人なら引いてしまうような辛いことでも笑いに変えられるタイプ。そうやってなんでも話すことで、夫婦の仲を深めていった部分はあるかな。

 

ただし「相手が楽しませてくれる」「面白い話をしてほしい」という態度でいると、会話ってちっとも楽しくならないんです。相手のおもしろいポイントを自分で見つけることが、人とのコミュニケーションを楽しむコツです。

 

そうやって、相手に関心を持ち続けることが夫婦円満の秘訣かもしれませんね。

 

 

芸人を続けながら家族の生活を守るためにゴミ清掃員になり、奥さんと共同で漫画まで出版された滝沢さん。前向きに楽しく生きる滝沢さんの言葉は、まっすぐに私たちの心に響きます。一人ひとりの思いやりで、ゴミ問題も、夫婦関係も、より良いものに変わるかもしれませんね。

 

取材・文/早川奈緒子 イラスト/ふじいまさこ