厚生労働省の2014年の発表によれば、看護師養成校の入学者の約16%が25歳以上、准看護師養成課程ではその割合は50%との事ですので、かなりの割合と言えるのではないでしょうか?

◆販売業・流通業

少子高齢化やライフスタイルの多様性、IT化の発展、流通外資参入など、流通業界は大きく変化しています。そのため、顧客のニーズにマッチした商品の開発や仕入れ販売等を効果的になおかつ効率よく行なうことが出来る「販売のプロ」が必要とされている状況です。 流通業・小売販売業界で「販売のプロ」の資格と認められている「販売士」の資格を取得することで、より良い条件での転職が可能になります。 検定試験の内容は、販売に携わるために必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、高度で専門的な知識を必要としたものになっています。 1級から3級までのレベルが設定されています。 3級では、販売員として大切な接客マナーや販売技術など接客業務の知識について試験が行われることになります。 2級では、店舗管理のための従業員の育成・指導、仕入・在庫管理などの管理者レベルの知識についての試験が行われます。 1級ではトップマネジメント全般で必要とされる商品計画・商品予算の策定、マーケティング政策企画立案、人事・労務・財務管理といった知識についての試験が行われます。 販売業・流通業も人手不足の業界ですので、人と接することが好きな方や商品の開発や仕入れ等に興味がある方は、「販売士」の資格を取得して販売のプロを目指してみてはいかがでしょうか? 人手不足のねらい目の仕事の中でも、今後ますます成長が期待されている業界の仕事についてご紹介しました。ご自分の適性を考えた上で、転職活動の見直しを行なう際の参考にしてみてはいかがでしょうか?