他にも子どもが取得可能なプログラミング資格ってあるの?


スクラッチを学んだ後に本格的なプログラミング言語を学ぶ子どもたちもいます。例えば「C言語」という大人が学ぶプログラミングの試験を小学生にもチャレンジさせている団体があるそうです。これはかなりハイレベル。大人に混じって受験することで、中学・高校受験にも役立つ貴重な経験にもなっているようです。

 

ほかにもロボットプログラミングに関する問題が出題される「ロボットプログラミング検定」「ロボット検定」もあります。

 

資格は子どもの学びを後押しするもの。無理には受けさせないで!

最後に小林さんは、「無理矢理受験させるようなことはして欲しくない」と語ります。 「ジュニア・プログラミング検定」は、あくまで自分が頑張ってみたい、挑戦してみたいって思うお子さんに多く受験してもらいたいなと思っているんです。そういう子どもたちであれば、たとえ不合格になっても、『悔しいからもう一回頑張りたい!』って思ってくれると感じます。受けたくない子が無理矢理受けて不合格になっちゃったらその後も引きずっちゃうと思うんですよね」

 

決して強制せず、学びを助ける手段の1つとしてうまく使いたいものです。興味のあるお子さんはぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

プロフィール 株式会社サーティファイ(東京都中央区)


ビジネス能力、技能に関する認定試験の開発、主催、実施主催試験に対応した対策問題集の開発、販売を行う。

1983年より35年間に渡って資格検定試験を主催。現在7分野26種類の資格検定試験を主催しており累計300万人(2017年7月時点)の受験者を有する。

https://www.sikaku.gr.jp/js/ks/

 

取材・文/田川志乃