料理家が教える!傷みにくいお弁当を作る10のコツ

新谷友里江

気温が上がるこれからの季節。気になるのがお弁当の衛生管理です。暑さと湿気でカビや雑菌が繁殖し、食中毒になったら…と想像するだけでゾッとしますよね。家族を食中毒から守るために「お弁当づくりの注意点」を、料理研究家の新谷友里江さんに伺いました。

2児のママでもある新谷さんです。普段はお子さんを保育園に預けているため給食があるそうですが、遠足などの行事の時にはお弁当を手作りするそう。「暑い時期のお弁当作りは、いつもより注意が必要です」と新谷先生。さっそく、傷みにくいお弁当を作るコツをご紹介します。

 

傷みにくいお弁当を作るコツ10


「夏のお弁当作りで大切なのは、とにかく『温度』と『水分』に気をつけることです!」と新谷先生。食中毒は主に細菌やウイルスによって引き起こされますが、梅雨から夏の終わりまでの時期は暑さと湿気のせいで特に腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などの細菌が食べ物の中で増殖しやすく、それを食べることによって引き起こされるのです。ひどい自体になりかねないので、しっかり対策しましょう。

 

[INDEX]

1.中心温度75度以上で加熱

2.食材に水分を吸わせる

3.殺菌効果の高い食材を使う

4.保冷剤などでよく冷ます

5.容器や器具は清潔なものを

6.作りおきおかずも再加熱

7.ミニトマトはヘタをとって

8.加工食品も一度火を通す

9.お弁当カップに小分けにする

10.おにぎりはラップでにぎる

 

 

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中心温度75度以上で加熱

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これは基本中の基本です。中心温度が75度以上で1分以上、食材を加熱することで、ほとんどの菌が死滅すると言われています。まわりが熱々でも、中は火が通っていない場合もあるので、竹串を刺したり、切って中までしっかり火が通っているか確認しましょう。

 

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食材に水分を吸わせる

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水分が出やすい野菜などには、おかか、すりごま、とろろ昆布、のり、ワカメなどと組み合わせを。食材から出る水分を吸収してくれるので、お弁当が傷みにくくなります。もちろん、混ぜる前には、食材の水けをまずしっかりときることが大切です。

田川志乃

フリーライター。1児のママ。食や子育て、身近な生活に関する記事を中心に執筆中。