大好きな仕事と、大切な家族。どちらを選ぶ?

 

ベンに癒される事で自分の心を見つめ直す余裕が出来たジュールズは、大きな決断を下そうとしていました。そう、例のCEOを招き入れるかどうか問題です。

でもこれって、究極の2択だと思いませんか。なぜそこまで追い詰められてんだよ…と。

そこまでする必要あるの? 何があったんだよ、一体…とも思える状況。

そう、皆さんお待ちかねの…夫が隠していたある秘密が関係しているんです。

「お前、やっぱりか…」と呟かざるを得ないような残念サプライズ。

そんな中、ジュールズの心の中には、家庭に対する“ある種の申し訳なさ”がよく顔を出します。

だから、家庭内で問題が起きても「仕事ばかりして家庭を顧みない自分が悪いんだ…」と自分を責めます。いやいやいやいや待ってくれ!君は全然悪くないだろう!

僕の妻も仕事で疲れて晩ご飯を作る気力がないとき、「ごめんね」と言いながらお惣菜を買ってくることがあります。いや、ごめんじゃないよ。メンチカツ大好きだよ。…っていうか僕が作ればいいのに、まったく作らずごめんなさい、ですよ! 

“ある種の申し訳なさ”って、必要ないのに、執拗に家庭に居座っていたりしますよね。

ジュールズもそうして、「仕事の成功」と「家族の幸せ」の間で揺れまくります。

それは両方を大切にしているからこその悩みなんですよね。

あぁ、規模は違うけれど気持ちは分かる。コラムの締め切り前日に息子とプールに行った僕も同じ気持ちで揺れました。そのときは既に海パンを履いていましたが…。

話を戻して…

これまでかなり沢山の映画を見てきた僕も、このジュールズの決断の行方は予想できませんでした。

究極の選択にジュールズが出した答えを、皆さんにもぜひ見守っていただきたいです。

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▲結局、プールにきちゃったんだけどね。暑いからと動かないパパにお菓子を食べさせてくれる晴太朗。

 

コメディでホッとひと息

この作品、テーマこそ社会派作品としても描くことのできる内容ですが、同じ立場である働くママが気軽に観られるハートフルコメディです。「この映画で元気になってほしい!」という、監督の願いの表れなんだと思います。「現実はそうはいかねえよ!」とか「ベンを連れてこいよ、マジで!」とか…、クスクス笑って観られる映画です。

主人公・ジュールズの心が潤って行ったように、読者の皆さんもリラックスできるひと時を過ごしてもらえたら嬉しいなあと思います。ぜひ、ご覧ください!