◆収納BOXへの収納の仕方

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衣替えをスムーズに行なうポイントについて見て来ましたが、具体的に洋服をしまうテクについてご紹介することにしましょう。 まずは、利用者が多い収納BOXに洋服をしまうときの収納テクから見てみましょう。 ●収納テク1: 折りたたんで収納 折りたたんで収納する服の場合は、簡単に移動することが出来る収納BOXや、引き出しだけを取り替えることで収納BOXなどを利用することで、衣替えが随分とラクになります。収納BOXに簡単に移動することが出来る車輪がついているものであれば、収納BOXの位置を入れ替えるだけで簡単に衣替えを完了させることが出来ます。 また、同じサイズの引き出し式収納BOXの場合は、引き出しを入れ替えれば衣替え作業は終了になります。 ●収納テク2: 洋服を縦に収納する セーターやTシャツなどを収納BOXにしまうときに、下から上に重ねてしまっている方が多いのではないかと思います。 けれども、洋服を縦に収納することで、収納BOXに収納している洋服を簡単に確認することが可能になります。さらに、この収納方法を行なうことで収納量も大幅にアップすることが出来ます。 シワをあまり気にする必要がない素材や種類の場合は、ロールケーキのようにクルクルと丸めて収納することで、取り出しやすさも収納量も各段にアップすることになります。 ●収納テク3: 収納BOXに入れてからたたんで行く 収納BOXに洋服をしまうとき、薄手の服の場合は縦に収納することが難しくなります。 そうした服の場合は収納BOXにたたんだ服を入れるのではなく、収納BOXに服を入れてからたたむ方法がおススメです。 このとき使用する収納BOXは広くて浅いタイプのものを利用するようにしましょう。そうすることで、タタミじわをなるべく少なくすることが出来ます。 そして、この収納テクのポイントは洋服をたたんで行くときに、高さがなるべく同じなるようにたたんで行くことになります。ですので、服の厚みが重なってしまうことがないようにすることが大切です。 このたたみ方を行なうことで収納ケースの隙間を埋めながらたたむことが可能になり、より多くの洋服を収納することが出来ます。

◆ハンガーにかけて収納する場合

次に、ハンガーにかけてしまう場合の収納テクについてもご紹介しておくことにしましょう。ハンガーにかけて収納しておけば衣替えのときにハンガーを掛ける位置を変えるだけでOKですので衣替えにかかる手間が一段と少なくなります。 ●収納テク4: 服に合わせてハンガーを選ぶ ハンガーにかけてしまう場合、洋服の数が多い場合は薄手のハンガーを選ぶようにしましょう。そして、洋服の素材や種類に応じてハンガーを使い分けることが重要なポイントになります。具体的に見ておくことにしましょう。 ・滑りやすい素材: 薄くて滑りにくい加工が施されていたり、滑りにくい素材が使われたりしているものを選びましょう。 ・型崩れを防ぎたい洋服:コートやジャケットなど型崩れを防ぎたい洋服には、肩の部分に厚みのあるハンガーがおススメです。 ・被り物の洋服: 被り物の洋服の場合は、滑りにくいタイプのハンガーではなく、滑りやすい素材で作られたものを選ぶようにしましょう。滑りにくいタイプのハンガーを使ってしまうとハンガーから取り外すときに手間がかかってしまいます。 ・スカートやパンツ: スカートの場合はボトムス用の首の短いクリップハンガーを、丈の長いパンツの場合は、二つ折りでかけることが出来るズボンハンガーがおススメです。 衣替えをより簡単によりラクにする方法についてご紹介しましたが、是非、試してみて下さい。