2.分類分けの仕方

次に紙の収納方法ですが、子供の学校関係、お金関係、生活関係・・・といった具合に大きなジャンルごとに分類し、置き場所を決めておくと分かりやすいです。例えば、写真のようにファイルボックスと個別フォルダを使って分類する「バーチカルファイリング」という方法があります。これは、箱の外側に大分類、箱の中に中分類・小分類の見出しを付けて紙をフォルダに挟んで保管するやり方ですが、書類の置き場所がきちっと決まり、探しやすく取り出しやすい仕組みです。 (※家庭用ではファイリングボックスを使用していますが、会社では専用のキャビネットを使います)

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どこに何の種類の紙があるかひと目で分かるので紙を探し回ることがなくなり、また紙の在りかを家族とも共有することができます。筆者の自宅でも紙の置き場所を一箇所に決め、この方法で紙を整理しています。以前は夫が「取扱説明書ってどこにある~?」とイチイチ私に聞いてきていたのが、今では自分で取りに行って、使い終わったら戻してくれるようになりました。

 

分類名は、その紙を使う人みんなが分かるような名前にするのがベター。「その他」「それ以外」などの分類名にしてしまうと、なんでもBOXになってしまう恐れがあるので、あいまいな名前は避けましょう。

 

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紙を収納する時は、上に積み重ねていくよりも、垂直に立てて収納する方が分類名を付けやすく、取り出しやすくなります。また同じ立てて収納するファイリング方法でも、穴をあけて綴じたり、1枚ずつクリアポケットに収納するなどのファイル方法がもし面倒だと感じたら、思い切ってその方法を見直してみてもいいかもしれませんね。