2019.02.05

子連れ出勤推進!に全国から批判殺到…親子の幸せはどこにある?

education201902

2019年1月、国の少子化対策の一環として、「子連れ出勤」の普及に向け地方自治体への補助金の割合を引き上げるという発表がありました。

これが朝のテレビ番組で報道されると、「育児と仕事を同時進行なんてムリ」「それより保育園を」「子どもがかわいそう」「ママの電話中に赤ちゃんが泣き出したら誰が面倒見るの?」など、さまざまな不満や批判がSNSなどに殺到しました。

これについては、認識が不十分な面もありますが、いろいろな立場から見て解決するべき課題がたくさんあるのもまた事実。

今回は、みんなが感じている「子連れ出勤、ここがヘン!」という点と、それに対する解決策を探っていきたいと思います。

 

そもそも、「子連れ出勤を国が後押し」ってどういうこと?


2019年1月、内閣府少子化対策担当の宮腰大臣が、以前から子連れ出勤を実施している授乳服メーカーを視察したのち「人手不足のなかで子供を産み育てやすい環境を作っていくことは企業としても重要。全国に広めていけたら」と記者団に語りました。

そして「子連れ出勤」の導入やキッズスペース・授乳設備を設置する企業への後押しとして、地方自治体を通じ「現在2分の1交付している補助金を3分の2まで引き上げる」と発表しました。

 

ただ、ここで言われる「子連れ出勤」とはどのような状態を指すのか、具体的なガイドラインや整備するべき職場環境などはまだ示されていません。

 

この報道を見て、現在育児中で保育園に入園できず困っているママ・パパからは「会社に小さな子を連れて行ってまともに仕事ができるわけがない」「満員電車に子どもを連れて乗るのは危険だし迷惑」と不安や不満が殺到。

また一般の会社員からは「自分たちが子どもの面倒を見るのか?」「育児で仕事が進まなかったときのフォローは?」と、「子連れ出勤」が導入された時の影響を懸念する声が上がっています。

 

>>NEXT 本当に子連れ出勤は可能なのか!?

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。