年子、双子育児が大変すぎて


赤ちゃんや幼児をずっとママだけが安全に満足に育てることは1人でも大変ですが、年子や双子となるとさらに状況はハードに。

 

Kさん(35歳・3歳と0歳双子のママ)はこう語ります。 「二回目の妊娠が双子と分かった時、上の子もやんちゃ盛りなのにどうしようと思いましたが、周りの何とかなるよ、という声を信じて双子育児に挑みました。しかし現実は甘くなかった…!下の双子が3歳になる頃までの記憶がかなり飛んでいるのですが、転んでケガをさせたり、真冬に髪の毛も乾かさずに寝かせてしまったり、まともな食事をさせられなかったりした回数は他の親子よりずっと多いと思います」

 

また、男の子の年子ママのGさん(31歳)も、 「とにかくよく動くので追いかけ回すのにせいいっぱいで。絵本の読み聞かせなんて数えるほどもやっていません。仕事もしないといけないので、食べさせる以外基本ほったらかし。将来この子たちにお母さんらしい記憶って残してあげられるのかなと思います」

 

「手作りおやつ」を作ってあげられない


生まれる前には、「日曜日には手作りのクッキーを焼いて…」と想像していたのに、実際は疲れ切っていてそれどころじゃない、というママもたくさん。

 

「ハロウィン、クリスマス、お正月…イベントにも特別な料理なんて作ったことがないです。誕生日にケーキを買うくらい。」とUさん(29歳・4歳と2歳のママ)も話します。

 

「小学校に入り、お友だちの家にお邪魔したとき、お母さんが手作りのパウンドケーキを出して下さったそう。娘に、私も作りたい!と言われましたが、そんなの作ったこともなく、材料を調べてみたら無塩バターとかクッキングシートとか家にないものばかり。悪いけど無理!こんな母親でごめんね…」(Hさん・30歳・7歳と4歳のママ)

 

宿題や勉強をもっとみてあげたいけれど


小学校に入ると、毎日の宿題で苦労する子も出てきますが、仕事が終わって買い物を済ませてから夕食の支度…と休む間もないママには、勉強でつまずいていないか確認する時間もなかなか取れないことも。

 

「計算ドリルの丸付けや、音読を聞いてハンコを押すといった宿題があるのですが、どうしても忙しかったので後でねと言ったまま忘れてしまうことが何度かあって。懇談会で、先生が“お子さん方は毎日音読を頑張っていることと思います”と言うのを聞いてびっくり。ここ数か月、音読なんて聞いたことなかったのに…?子どもに聞いてみたら、私が忙しいのを気遣って、子どもが自分でハンコを押して提出していたんです。ほんとにごめんね」(Oさん・33歳・3年生のママ)