特定のことに過剰に几帳面・こだわりが強いときは


最後に、大人でも、毎日の生活で、決まったルーティンをきっちりこなした方が落ち着いて物事を進められる…という人は多いかと思いますが、「必ず毎朝同じ道路の同じ側を通らないとパニックになって保育園に行けない」「仕上げ磨きの上下左右の順番が変わるとパニックを起こす」など、あまりにもこだわりが強い場合、一概には言えませんが、場合によっては「アスペルガー症候群」など広範性障害が伴っている可能性もあります。

 

インターネット上の情報では判断ができませんので、これは「几帳面」だけで片付けられないのでは…?と思える時には、児童精神科または小児神経科、近くになければ地域の療育センターや保健センターなどで相談してみるのも一つの方法です。

 

まとめ


一般的に、「うつ」になりやすい人は「周囲から求められること」や、世間一般で「やるべきこと」をどれもしっかりこなそうとするまじめで几帳面な人で、自分の苦手・不得意な部分を埋め合わせるために過大な努力をし続けた結果発症してしまうことも多いそうです。

 

ちなみに筆者は断然ズボラなほうですが、それは若干娘たちに遺伝してしまっている気がしています(汗)。

 

几帳面な子にもそうでない子にも、無理なく、心地よいと感じられる範囲で物事を進められるよう、接し方を工夫してあげたいですね。

 

文/高谷みえこ