理由3:条件付きの愛情

 

子どもは、いい結果を出した時だけほめられたり、「ちゃんとしないとママ、くん嫌いになっちゃうよ!」と脅したりする「条件付きの愛情」を与えられていると、親の期待に添うことで必死になってしまいます。  相手の期待に添う手っ取り早い方法は、相手に正解を教えてもらうこと。「~していい?」と聞きたくなってしまうのも仕方ありません。 子どもに主体性を持ってほしいと思うなら、条件付きの愛情ではなく、「どんな選択をしても、失敗しても、あなたが好きで大切だよ」ということを常に伝えていく必要があります。

 

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理由4:判断基準がわからない

 

「子どもが何でも許可を求めてくるようになってしまった」というママ・パパ自身に自覚があるのが、先回りして「やめなさい」「触らないで」「ダメ」と言い過ぎ、自分で考えることをさせなかったことだといいます。  まだ小さいからわからないだろうと思っても、「ここを触ると危ないんだよ」「汚れちゃったものを食べたら、お腹痛くなるかもしれないからやめようね」など理由を説明してあげることで、だんだんと自分で判断できるようになっていきます。