喋りだしたら止まらない子どもの対処法は?


子どもはとにかくおしゃべりをするのが大好きです。家でも外でも喋りだしたら止まらないという子どもに、不安を抱えるお母さんも少なくありません。実はおしゃべりが止まらずに人の話を聞けない子どもは、そのままにしておくと将来的にも大変。

 

学研教育総合研究所の公式サイトでは、「自分の行動や欲求をコントロールできない」「状況を読む力が弱い」といった懸念を指摘しています。みんなが話を聞いている場面でおしゃべりを続けたり、関係のない質問をしたりするなどの行為が定着すると、就学してからも問題が起こる可能性が。自分ばかりが喋るのではなく、しっかりと相手の話を聞けるように教育してあげなければなりません。例えば一度おしゃべりをストップさせ、後ほど話を聞く時間を作ってあげましょう。「今は静かにしてないといけない」と判断できるようになるので、どこでもずっとおしゃべりしている子どもに効果的です。

 

おしゃべりに関してあまり厳しくし過ぎると、逆に話すことが苦手になってしまう場合もあります。子どもは思っている以上にデリケートなので、トラウマを植えつけないように気をつけたいですね。

 

文/長谷部ひとみ